ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集 Vol.51 スーパーGT参戦車両 KEIHIN NSX-GT(#17)

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ホェールウォッチングじゃなくて、ホイールウォッチングです。

 

レアな車に装着されているホイールは、車同様にレアなホイールなので、街中で見かけたらそれらを撮影し、順次画像をアップしていく企画です。

 

第51回は、TOKYO AUTO SALON 2020に出展されていたスーパーGT参戦車両のKEIHIN NSX-GTです。

 

KEIHIN NSX-GT 全景

 

KEIHIN NSX-GTは、NC1型ホンダNSXをベース車両としてはいますが、スーパーGTのレギュレーションに則り改造され、GT500クラス参戦車両に仕立てられています。

 

その変更点の最たるものはエンジンで、オリジナルのNC1型NSXが3.5リッターV型6気筒ツインターボのJNC型エンジンを搭載しているのに対し、このKEIHIN NSX-GTは、2リッター直列4気筒シングルターボのHR420E型エンジンを搭載しています。

 

一見するとオリジナルのV6ツインターボエンジンの方が凄そうなのですが、オリジナルのJCN型エンジン単体の出力が507PSとされる一方で、KEIHIN NSX-GTに搭載される2リッター直列4気筒にシングルターボのHR420E型エンジンは、550PS以上を発揮し、レース用に相応しいハイチューンドエンジンになっているようです。

 

KEIHIN NSX-GTに装着されるタイヤは、フロント側が300/680R18、リア側は330/710R18サイズのブリジストンのレース用タイヤが、ホイールはSSRのホイールで、サイズはフロント側が18インチ、12J、リア側は18インチ、13Jサイズのホイールを装着しています。

 

KEIHIN NSX-GT 前輪

 

KEIHIN NSX-GT 後輪

 

オリジナルのNC1型NSXは、フロントに245/35ZR19、305/30ZR20のタイヤを装着しているのに対し、スーパーGT参戦車両であるKEIHIN NSX-GTが18インチタイヤを装着しているのは、レースのレギュレーションによるものでしょう。

そもそもレース用タイヤのサイズラインナップは、18インチまでしか無かったと記憶しています。

 

タナベのSSRブランドの市販ホイールであるGTシリーズは、スーパーGTなどのレースシーンで活躍するレース用ホイールに投入された技術とノウハウがフィードバックされているとのことですが、KEIHIN NSX-GTが履くSSRの18インチホイールのデザインはGTX01によく似ていますよね。

 

TANABE SSR GTX01 18inch 7.5J offset+53mm PCD114.3mm-5H 重量計測結果

 

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