ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集 Vol.82フォード シエラRS500 コスワース

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ホェールウォッチングじゃなくて、ホイールウォッチングです。

 

レアな車に装着されているホイールは、車同様にレアなホイールなので、街中で見かけたらそれらを撮影し、順次画像をアップしていく企画です。

 

第82回は、今年11月に訪れた首都高速の大黒パーキングエリアで撮影したフォード シエラRS500 コスワースです。

フォードシエラコスワースRS500コスワース 前景

 

 

フォード シエラRS500 コスワースは、フォード シエラのスポーツモデルで、ツーリングカーレースで世界的に活躍したモデルです。

 

日本でも1987年に全日本ツーリングカー選手権(JTC)クラス1に登場し、デビューイヤーにドライバーズタイトルを獲得、翌年1988年と1989年にはコンストラクターズタイトルを獲得しています。

 

そもそもフォード シエラ RS コスワースは、グループA参戦車両に求められる生産台数5000台以上というレギュレーション満たし、2リッター直列4気筒DOHC16バルブエンジンをインタークーラー付きターボで武装し、ストック状態で204psを発生するシエラの中で最も高性能なモデルで、冷却効果の向上のため開口部が追加されたフロントグリル、フロント/リアのエアダムバンパー、高い位置にステーで支持されたリアスポイラーにより、迫力ある外観を得ていました。

フォードシエラコスワースRS500コスワース 後景

 

そのフォードシエラ RS コスワースをさらにハイスペックにしたのが、1987年に登場したフォード シエラRS500 コスワースなのです。

 

通常版のRSコスワースからのバージョンアップ点は、ギャレット・エアリサーチ製T04ターボに換装、インタークーラーの大型化、燃料ポンプ・シリンダーブロック強化し、最高出力が225ps以上に向上しています。

 

外観上の変更点は、フォグランプを外してブレーキへの導風口とする変更や、2段式の大型リアスポイラーを装着するなど迫力を増したものになっています。

 

今回撮影したのは、そのフォード シエラRS500 コスワースなのです。

 

フォード シエラRS500 コスワースの生産台数は僅か500台で、当初その500台は全てブラックで塗装されるはずだったらしいのですが、最終的にはホワイト56台、ムーンストーンブルーが52台生産されたそうです。

 

今回撮影したホワイトのフォード シエラRS500 コスワースは、52台しか存在しない、レア中のレアな個体だということになりますね。

 

フォードシエラコスワースRS500コスワース 前輪

フォードシエラコスワースRS500コスワース 後輪

 

そのフォード シエラRS500 コスワースに装着されているホイールは、純正ではなくSSRのフォーミュラメッシュです。

 

タイヤのサイズ表記を画像から読み取ると、フロントが205/50R15で、リアは何故だか205/60R15のようです。

 

前後でタイヤ外径を変えている理由は分かりませんが、1980年代後半のグループAレーシングカーのベースモデルと言えども、15インチサイズのホイールが履けるくらいのブレーキシステムだということなんですね。

 

早速PCDを計測してみたところ、PCD108mm-4H(厳密に言えば107.95mm-4H)でした。

フォードシエラコスワースRS500コスワース PCD

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