BBS RI-A 18inch 8J offset+48mm PCD112mm-5H 重量計測結果
BBSは日本における鍛造ホイールメーカーの先駆けとも言える存在です。
市販車用鍛造アルミホイールを世界に先駆けて商品化したのは、1983年にドイツBBS社との共同出資で設立された日本BBSなのだそうです。
それまで長らく技術的に量産が困難とされていた鍛造ホイールの製品化に成功し、BBSは一躍高級ブランドホイールとしての地位を確立しました。
そんなBBSから発売されているRI-Aの重量計測機会は今回で3回目です。
同じブランドのサイズ違いの個体の重量計測結果について書いている記事なので、計測結果以外の内容は、前回、前々回のものとほとんど同じになっているので悪しからず…
BBS RI-Aは2015年の東京オートサロンで公開され、以来多くユーザーからの支持を集めています。
その理由は、BBSのブランドラインナップの中では珍しく、サーキットアタッカー達が選択できるものになっているからではないでしょうか。
BBSのサイトでRI-Aのページを見ると、
『「SUPER GT」に投入されるホイールと全く同じ思想でつくられたレース仕様。国内最高峰のレース「SUPER GT」の実戦で投入されているホイールと、同一の思想で、同一の造形でつくられた究極のレース仕様。ホイールとタイヤの空転を抑制するアンチスリップペイントや、脱着時にナット穴を傷めないようブッシュをスチール製とするなど、極限領域での機能性・信頼性を余すことなく継承し、細部まで磨きあげています。』
といった説明がなされています。
そんなBBS RI-Aの重量を計測してみたところ、8.10kgとなりましたので、軽量ホイールと認定しました。
『「SUPER GT」に投入されるホイールと全く同じ思想でつくられたレース仕様』という説明とおりの重量って感じですね。
BBS RI-A 重量計測結果
18inch 8J offset+48mm PCD112mm-5H(鍛造1ピース アルミバルブ付き 15gバランスウエイト付き)8.10kg
BBSのサイトを見てみると、(この原稿を書いている現在)RI-Aは16インチから19インチサイズまでが販売されていて、サイズ毎に三桁の品番が付与されています。
因みに、今回重量計測したサイズの三桁品番は「030」です。
BBSのサイトには、カタログ値の重量も付記されていて、BBS RI-A 030は8.0kgとなっていました。
今回重量計測結果を公開した個体は100gだけ重かったですね。
RI-Aのカラー設定は、ダイヤモンドシルバー(DS)、ダイヤモンドブラック(DB)、ゴールド(GL)、マットブロンズ(MBZ)、マットグレイ(MGR)の5色。
今回重量計測を行った個体はマットブロンズ(MBZ)です。
PCDは112mm-5Hなので、メルセデスやフォルクスワーゲン・アウディ、BMWといったドイツ車に装着可能なサイズ設定になっています。
個人的な意見ですが、マットグレイ(MGR)が一番スパルタンな感じがするので、競技志向のユーザーの愛車に装着して、サーキットアタックに使うならば、マットグレイ(MGR)を推しますが、輸入車に取り付けるならそれ以外のカラーを選ぶでしょう。
ドイツ車ならば、ダイヤモンドシルバー(DS)、ダイヤモンドブラック(DB)を選択するのが無難だと思うのですが、このマットブロンズ(MBZ)も捻りが効いて良いかもしれません。
あくまで個人的な意見ですけどね…