ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集 Vol.70 SR311 ダットサン フェアレディ 2000
ホェールウォッチングじゃなくて、ホイールウォッチングです。
レアな車に装着されているホイールは、車同様にレアなホイールなので、街中で見かけたらそれらを撮影し、順次画像をアップしていく企画です。
今回は先ごろ2回目の取材で訪れた首都高の大黒パーキングエリアで見つけたダットサンフェアレディ2000です。
ダットサン フェアレディ 2000は、1967年3月にフェアレディ1600に追加されるかたちで発売されたオープンスポーツで、1967年から1970年までの間製造されていました。
ダットサン フェアレディ 2000に搭載されたU20型は、セドリック用のH20型エンジンをSOHC化した2リッター直4エンジンで、ソレックスキャブレターを2基装備し、最高出力145馬力、18kgの最大トルクを発揮しました。
そのパワーは、日本車で初めて200km/hの壁を突破し、1980年代に更新されるまで、0-400mの加速で最速を誇っていました。
ツインカムエンジンを搭載する日産のハコスカGT-R、フェアレディZ432、トヨタのセリカ、レビン・トレノといった1970年代の名車よりも加速が良いと言うのは驚きですね。
8スポークのホイールに装着されているタイヤのサイズ表記を見ると、前後共に195/60R14のタイヤを履いています。
この8スポークは三つ羽の鶴のマークがないので、レーシングサービスワタナベのものではありませんが、PCDゲージで計測するのをうっかり忘れていたのですが、レーシングサービスワタナベのウェブサイトで確認してみたところ、ダットサン フェアレディ 2000用のサイズが明記されていました。
それによれば、前後共に14インチ、5.5J、オフセット+15mmでPCDは114.3mm-4Hとなっていました。
https://www.rs-watanabe.co.jp/matching/nissan/
1960年代から70年代にかけて、長らくハイパフォーマンスカーだったダットサン フェアレディ 2000も、半世紀も経てばレトロで洒落たオープンカーといった感じになるのですね。