ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集 Vol.58 フェラーリ365GTBB
ホェールウォッチングじゃなくて、ホイールウォッチングです。
レアな車に装着されているホイールは、車同様にレアなホイールなので、街中で見かけたらそれらを撮影し、順次画像をアップしていく企画です。
第58回も首都高速の大黒パーキングエリアで撮影した、フェラーリ365GTBBです。
1970年代後半、日本で沸き起こったスーパーカーブームの火付け役ともなったのは、前回この企画で取り上げたランボルギーニ カウンタックと、フェラーリの512BBでしたが、今回撮影したのは1973年10月から1976年7月にかけて387台生産されたとされる365GTBBです。
見た目が良く似ている512BBではなく365GTBBとしたのは、512BBのフロントバンパーにはグラスファイバー製のリップスポイラーが付いていて、365GTBBにはそれが無いとのことなので、この個体を365GTBBと判断しました。
365GT4BBのBBとは、ベルリネッタ・ボクサー(Berlinetta Boxer )の略で、Berlinetta「2ドアクーペ」、Boxer「水平対向エンジン」を意味するものらしい。
365GTBBの先代にあたる365GTB/4(通称デイトナ)のV12エンジンのバンク角を180°に広げたエンジンは、公称385馬力を発揮するとのことだ。
では、そのホイールを見てみましょう。
タイヤのサイズ表記を見ると、前後ともに215/70VR15となっていました。
センターロックのホイールは、その刻印からCROMODORA製のFERRARI純正ホイールで、サイズは前後共に15inchで7.5Jであることが分かります。
ランボルギーニ カウンタックの様に極端に前後のリム幅が異なっていないばかりか、意外にも前後同サイズということに少し驚きましたね。