F1マシンに装着されるホイールの今後についての話し

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F1で使用されるホイールは、2022年から4シーズン、BBSから独占供給されることが決まっているため、現時点では全てのチームがBBS製ホイールを採用しています。

 

当ブログでも、以前は毎年3月に、各チームが採用したホイールメーカーの情報をまとめていたのですが、BBSの独占供給以来、レポートのしようが無くなってしまったので、最近はすっかりご無沙汰。

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そんなF1マシンに装着されるBBSホイールにも、実はちょっとした変化があったらしいのです。

 

2023年シーズン中盤からMK2と呼ばれるアップデート版のホイールの投入を開始され、2024年シーズンに使われる全てのホイールが、このMK2になるそうなのだ。

 

このMK2ホイールは、

  • スポークの形状に変更はなく、見た目は同じ
  • 耐久性と塗膜特性が向上したもの
  • 側面の衝撃に対応するため、アウターリムの形状を強化している
  • アウターリムの形状の変更により、重量は微増、側面からの耐衝撃性は2倍以上

であるとBBSは説明しています。

 

という極僅かな変化だけかと思っていたら、どうやら大きな変更の可能性も出て来たらしい…

 

ホイールサイズ16インチ化の話し

 

F1マシンの重量が増加の一途であることを懸念しているFIAは、より小型で軽いマシンの実現を目指した新しいレギュレーションを設定しようとしていて、その中で、現行の18インチから16インチに、ホイールリムのサイズを変更することが検討されているのだそうです。

 

そんなFIAの意向に反対する勢力がいないわけではありません。

 

F1にタイヤを供給するピレリがそれ。

 

なんでも、現行18インチから16インチサイズに変更するには、生産工程を大幅に変更せざるを得ないので、2026年のレギュレーション変更までに、新サイズタイヤの開発が間に合わないことをその理由としているようです。

 

こうした現実的な理由の他にも、ホイールのサイズの縮小は、自動車業界全体のトレンドに逆行するものだと考えられているのだそうだ。

 

確かに、市販車が普通に18インチタイヤを履いているのに、自動車競技の最高峰であるF1マシンのタイヤが(以前の13インチだって、かなり違和感あったけど)今更16インチじゃぁね…

 

まぁでも、この話は一旦落ち着いたみたいです。

 

何故なら、2026年に導入される新レギュレーションについて、参戦各チームとFIAによって話し合いが行なわれた結果、(公式には発表されていないものの)ホイールリムは18インチのまま、タイヤサイズと形状を若干変更することで合意されたようだから。

 

当面BBS製18インチホイールが使用されることに変わりはないようです。

 

でもねぇ…、BBSの独占権は、2022年から4シーズン。

 

2025年に見直しが行われるので、「この辺りに16インチ化があっても不思議ではないかも」って私は思っていますよぉ~。

 

さてさて、今後もF1用のホイールのニュースに注意を払っておきましょうかね…

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