2020年 F1チーム採用ホイールメーカー一覧 フォーミュラーワン採用シェアNo.1のホイールメーカーはどこだ?
昨年投稿したこの企画、結構多くの人に読まれているみたいなので、調子に乗って2020年シーズン版を纏めてみました。
F1の2020年シーズンは、オーストラリアGPを初戦として3月13日に開幕を迎えます。
この時期、各チームのマシンの仕様がメディアに公開されていますので、そこからホイールの情報を集めて、各チームが採用したホイールについて纏めています。
昨年同様、今年のF1も以下全10チームが参戦しています。
13インチホイールでチャンピオンシップが争われる最後の年ですが、各チームが採用しているホイールは…
メルセデスAMGペトロナス・F1チーム
アストンマーティン・レッドブル・レーシング
ルノーF1チーム
ハースF1チーム
アルファロメオ・レーシング
上記5チームは、OZ Racing製ホイール採用
マクラーレンF1チーム
ENKEI製ホイールを採用
BMTレーシングポイントF1チーム
BBS製ホイールを採用
ロキット・ウィリアムズ・レーシング
App Tech製ホイールを採用
スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウ
未発表
スクーデリア・アルファタウリ・ホンダ
不明
OZ Racing製ホイールがシェア50%と市場を席捲していますが、昨年までOZユーザーだったスクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウが、今年度はホイールサプライヤーを未発表としているため、昨年から比べるとOZホイールユーザーは1チーム減となりました。
少数派のENKEI、BBS、App Tech製ホイールも、昨年同様にマクラーレンF1チーム、BMTレーシングポイントチーム、ロキット・ウィリアムズ・レーシングが採用しているため、何とか残っているようです。
レッドブル・トロロッソ・ホンダ改めスクーデリア・アルファタウリ・ホンダのホイールは不明です。
昨年はScuderia Toro Rosso内製ホイールだったのですが、今年は何の情報もありません。
情報がないことは同じなのですが、スクーデリア・フェラーリ・ミッション・ウィノウは未発表とされているのに対し、スクーデリア・アルファタウリ・ホンダのホイールについては何ら記載がないのです。
情報を開示しないチームがあるのに対し、BMTレーシングポイントF1チームのBBSホイールだけ、詳細な情報を公表しています。
フロントは13インチ×13.7インチ、リアは13インチ×16.9インチだそうです。
リム幅が17インチもあるなんて流石F1用ホイールですね…
さて、2021年からは18インチサイズを採用し、BBSがホイールを独占供給することが決定しているF1ですが、4社のホイールサプライヤーによる最後の争いとなる2020年シーズンはどうなるのでしょう?
乞うご期待です。