ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集 Vol.100 ホンダ インテグラTYPE-R(DC2型)

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ホェールウォッチングじゃなくて、ホイールウォッチングです。

 

レアな車に装着されているホイールは、車同様にレアなホイールなので、街中で見かけたらそれらを撮影し、順次画像をアップしていく企画です。

 

新型FL5シビックTYPE-Rの発売を記念し、2022年10月21日から11月2日まで東京青山のホンダ本社ビル1階のウェルカムプラザで行われていた、「TYPE R 30周年 記念展示」に行ってきました。

 

記念すべき第100回は、そこに展示されていた1995年式 DC2型 インテグラ TYPE-Rです。

DC2型 ホンダインテグラTYPE-R 前景

DC2型 ホンダインテグラTYPE-R 後景

DC2型 ホンダインテグラTYPE-R 説明

 

自動車メーカーであるホンダ自らが、市販モデルの各部の強化・軽量化、フリクションロスの低減といったチューニング行うTYPE RのファーストモデルであるNA1型 ホンダNSX-Rは、1992年11月に発売されますが、その価格は1315万円からと大変高価なため、限られた人しか購入できなかったのに対し、1995年10月に発売されたDC2型インテグラ TYPE-Rは、一般的な人でも購入できる222万円からというリーズナブルな価格で発売されたのです。

 

お手頃価格でTYPE Rの一般化を果たしたDC2型インテグラ TYPE-Rですが、そのチューニング内容はNA1型 ホンダNSX-Rに劣らず本格的で、ベースモデルに対して、ピストン、カムシャフト、インテークマニホールド、エキゾーストマニホールド、ECUなどの変更により、最高出力を200馬力/8,000rpmとして20馬力の向上を実現し、エンジンの高回転化に合わせて2−5速がローレシオ化されクロスレシオとなった5速MTが組み合わせられ、トラクション性能の向上のためヘリカルLSDも装着されていました。

 

中でも、今回撮影した車両と同じ、一般的に96スペックと呼ばれる初期型は、エンジンのポートを手作業で研磨するなど、スペシャル感があふれるモデルとなっているのです。

 

各部のチューニング以外に、標準モデルではエアコン、オーディオ類(アンテナ、時計なども含む)、リアワイパー、遮音材などが省かれ、フロントガラスも薄型化、バッテリーは小型のものに換装等によりベースモデル比25kgの軽量化を実現している一方で、フレームの一部の鋼板厚増、リアトランク内にパイプフレームを付加するなどの補強がされています。

 

DC2型 ホンダインテグラTYPE-R 前輪

DC2型 ホンダインテグラTYPE-R 後輪

 

前後共に195/55R15サイズのタイヤが装着された細身の純正スポークホイールは、15インチ、6J、オフセット+50mmのASAHI TEC製の鋳造ホイールで、その重量は当サイトにおける実測データで5.75kgの軽量ホイールと認定されています。

ホンダ インテグラ タイプR(96SPEC)純正 15inch 6J offset+50mm PCD114.3mm-4H重量計測結果

 

鋳造製の純正ホイールに限定して当サイトの重量計測結果を見ると、DC2型 ホンダインテグラTYPE-Rだけが唯一軽量ホイールに認定されていることから、インテグラTYPE-Rをより軽量に仕上げようとしたホンダの意気込みが感じられるホイールなのです。

 

実を言うと私はホンダTYPE Rの中で、DC2型 ホンダインテグラTYPE-Rが一番好きです。

 

その理由は、その昔DC2型 ホンダインテグラTYPE-Rに乗っていたからなんですが…、B18Cエンジンはレブリミットまで淀みなく周り、ハイカムに切り替わった時のパワー感は何とも言えないものがありました。

 

こんなにコンディションの良いDC2型ホンダインテグラTYPE-Rを見ると、また欲しくなっちゃいますよねぇ~

 

 

当企画「ホイールウォッチング」では、まだまだホンダTYPE-Rが続きます…

 

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