ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集 Vol.74 アルファロメオ ジュリア・スプリントGTA
ホェールウォッチングじゃなくて、ホイールウォッチングです。
レアな車に装着されているホイールは、車同様にレアなホイールなので、街中で見かけたらそれらを撮影し、順次画像をアップしていく企画です。
今回は、先ごろ3回目の取材で訪れた首都高の大黒パーキングエリアで見つけたアルファロメオ ジュリア・スプリントGTAです。
一応、アルファロメオジュリア・スプリントGTAとはしていますが、オーナーさんに聞きそびれてしまったので、実のところ詳細は分っていません。
以前雑誌Tipoの表紙を飾ったALFA ROMEO GTA 1300 Junior CORSAと似たカラーリングやフロントリア共にリベット留めの後付けのフェンダーが取り付けられていることからジュリア・スプリントGTAとしています。
雑誌Tipo372号に出ていたALFA ROMEO GTA 1300 Junior CORSAは165HR13サイズのタイヤを履いているとのことでしたから、今回取材したこの車両は結構太いタイヤを履いているということになりますね。
ホイールはテクノマグネシオ製のホイールで、コンケーブなディスク形状を見る限り、かなりワイドなサイズの様に見えます。
このホイールはマグネシウム合金製で、経年劣化が心配だというオーナーの方のお話でした。
持参したPCDゲージをホイールボルトの頭に当てて計測してみたところ、PCDは108mm-4H(厳密に言えば107.95mm-4H)であることが判りました。
アルファロメオだからPCD98mmだとばかり思っていたのですが、そうではありませんでしたね。
以前アルファロメオモントリオールのホイールのPCDを計測した時も108mm-4Hで、その時はアルファロメオ モントリオールに搭載されているギアボックスがアストンマーチン用のギアボックスを採用したことからではないかと思っていたのですが、いろいろ調べてみたら1960年代、1970年代のアルファはPCD108mm-4Hを採用していることがわかりました。
一昔前のアルファロメオのPCDは98mm-4Hなのですが、二昔前のアルファロメオのPCDは108mm-4Hが一般的なようです。
各自動車メーカーが採用したPCDのサイズの歴史は奥深いですね~。