ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集 Vol.35 フォーミュラワン選手権参戦車McLaren MP4-30
ホェールウォッチングじゃなくて、ホイールウォッチングです。
レアな車に装着されているホイールは、車同様にレアなホイールなので、街中で見かけたらそれらを撮影し、順次画像をアップしていく企画です。
第35回は、東京モーターショー2019 のMARELLIブースに展示されていたF1参戦車両、McLaren MP4-30です。
車体のカラーリングだけ見れば、2019年参戦車両のMcLaren MCL34だと思うでしょうが、展示車両には「McLaren MCL34 2019 Carlos Sainz」という表記の下に「Repainted MP4-30 2015」と書かれています。
McLaren MP4-30は、マクラーレンが2015年のF1世界選手権参戦用に開発した車両です。
最新型は無理なので、旧型車両に最新型のカラーリングを施して展示するのは良くある手ですね。
McLaren MP4-30のホイールは、ご存知日本を代表するホイールメーカーであるエンケイ製です。
OZ製ホイールのシェアが高いF1の世界で、ENKEI製ホイールを装着しているチームはマクラーレンのみなのです。
マクラーレンチームとエンケイの関係は意外に長く、2002年のウエストマクラーレンメルセデスのMP4-17にスプリット6スポークタイプのエンケイホイールが採用されて以来その関係は続いています。
その時代にマクラーレンチームに供給されていたホイールのデザインを模したのがRPF1だったのですが、今回撮影したMcLaren MP4-30の前輪ホイールも何かに似ていませんかね?
リム際の肉抜き穴が多数あるMcLaren MP4-30の前輪ホイールは、同じく肉抜き穴がディスク部分に多数あるENKEI RC-T5のデザインに似ていると思ったのは私だけでしょうか。