ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集 Vol.27 NISSAN LEAF NISMO RC

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ホェールウォッチングじゃなくて、ホイールウォッチングです。

レアな車に装着されているホイールは、車同様にレアなホイールなので、街中で見かけたらそれらを撮影し、順次画像をアップしていく企画です。

第27回は、東京銀座のNISSAN CROSSING(旧日産ギャラリー)に展示されていた、EVレーシングカーNISSAN LEAF NISMO RC です。

新型NISSAN LEAF NISMO RCは6台生産されただけのようなので、間違いなくレアな車両と言えるでしょう。

とは言え、NISSAN CROSSING(旧日産ギャラリー)の展示車をちょっと他投しすぎかな・・・

NISSAN LEAF NISMO RC全景

日産のモータースポーツを担うNISMOのレーシングテクノロジーによって開発されたNISSAN LEAF NISMO RCは、前モデルの2倍以上の最高出力と最大トルクを発揮しているとのことです。

新型NISSAN LEAF NISMO RCは、シャシーの両端に搭載された二つの電動モーターで駆動し、両モーター合わせて240キロワット(各120キロワット)の出力と640Nmのトルクを発揮します。

この出力の源、ドライブトレインの構成部品である大容量リチウムイオンバッテリーやインバーターなどは、市販車である新型日産リーフのパーツを採用しているのだそうです。

ツインモーターによる新開発の四輪駆動システムは、前後輪それぞれで出力を独立してコントロールしながら瞬時に各輪に伝えることで、グリップ力を高め、素早く効率的な運転ができるようになっています。

また、シャシーの重量バランスの最適化のため、バッテリーパックは車体中央に、電動モーターとインバーターは前輪・後輪上の最適な位置に配置しているそうです。

重量が嵩むバッテリーにより、軽量化が課題となるEVレーシングカーですが、NISSAN LEAF NISMO RCは、多数の軽量部品に加え、フルカーボンファイバーのレーシングモノコック構造を採用することで、総重量をわずか1,220kgに抑えています。

その結果、優れたパワーウェイトレシオを実現し、0-100km/hの加速時間は、3.4秒を実現しています。

0-100km/hの加速時間3.4秒がどれほどのものか想像し難いと思いますが、準レーシングカーと言って良いポルシェの911GT3が、NISSAN LEAF NISMO RCと同じ3.4秒であるので、かなり早いことは間違いないと思います。

日産GT-Rのトルクが637Nmですから、それ以上となる640Nmのトルクは半端無いですね。

NISSAN LEAF NISMO RC前輪

 

NISSAN LEAF NISMO RC後輪

ホイールはRAYS、タイヤはミシュランパイロットの235/40ZR18であることが撮影画像から分かります。

タイヤサイズから考えると、RAYSのホイールは8J程度のリム幅であろうと思います。

640Nmのトルクを受け止めるタイヤ・ホイールに注目していたのですが、市販車に近いサイズなので少し驚きました。

このRAYSのホイールは、スポークとリムの接合部に存在する駄肉を削ぎ落とすためのスポークポケットを有するので、一見するとVOLK RACING TE037 DURAにも見えるのですが、NISSAN LEAF NISMO RCのホイールのスポークポケットはやや大きく、形も三角形に近いことから、VOLK RACING TE037 DURAではない、特別仕様のホイールだと思います。

主要コンポーネンツに市販品を活用しているNISSAN LEAF NISMO RCなので、 PCDは市販のリーフと同じ114.3mm-5Hタイプであるのではないでしょうかね。

 

これからはEVレーシングカーの時代がやってくるのでしょうか・・・

身近に無いので、EVレーシングカーの走りを全く想像できませんでした。

「やっぱり静かなのか?」なんて思っていたのですが、先日テレビ東京のSUPER GT+という番組で、実際走っているNISSAN LEAF NISMO RCを初めてみました。

インカー映像も見たのですが、フル加速している時は意外に音がします。

エンジンじゃないのでエグゾーストノートは無いのですが、電車が駅から加速する際の音、インバーターの音が響き渡っていたのはちょっと面白かったです。

京浜急行のドレミファインバーターみたいな音でした。

これからはエグゾーストノートではなく、インバーターノートに酔いしれる時代なのかもしれません・・・

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