ホイールだけじゃないバネ下の軽量化 サイズは同じでも異なるタイヤの重量

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このサイトを訪れてくれてくださる皆さんの大半は、ホイールの重量データに興味を持たれていることから、車好きで、軽量な社外ホイールに惹かれている方が多いと想像しています。

そんな皆さんが、ホイールを軽くするのは、いわゆる「バネ下重量」の軽減が目的なのではないでしょうか?

もしそうだとしたら、ホイールの重量だけではなく、タイヤの重量にも気を配った方が良いと思います。

私たちがタイヤと呼んでいるものは、今ではラジアルタイヤが大半です。

このラジアルタイヤは、ゴム(天然・合成ゴム、カーボン、オイル等)だけでなく、タイヤを成型し、走行時に受ける外圧に耐えて、タイヤの形を保持するための構造材(スチールベルト、スチールコード、ナイロンコード等)で構成されています。

中でもタイヤの側面であるサイドウォールは、横からの入力で撓むので、スポーツタイヤ等では、サイドウォール自体だけでなく、内部のスチールベルトやコード類も厚く、且つ強靭なものに強化されていて、これによってダイレクトなタイヤ剛性を得ているのです。

競技用タイヤ>スポーツタイヤ>一般タイヤの順に高いタイヤ剛性が求められるので、左のカテゴリーに行けば行くほど、撓み難い、ガッチリとしたタイヤになります。

では、サイドウォールが厚く、強靭なベルト類で構成され、撓み難い、ガッチリしたタイヤと、そうでない一般的なタイヤの重量を比較してみるとどうなるでしょうか?

ちょっと古いタイヤブランドで恐縮ですが、ブリジストンのPOTENZA RE-01Rと、Playz PZ-1の同じサイズ(215-45-17)の重量を計測して比較してみました。

Tire weight comparison

POTENZA RE-01Rの重量は10.85kg、Playz PZ-1の重量は10.15kgのようです。サイズは同じ215-45-17なのですが、その差は700g位ありますね。

この様にタイヤによって重量が異なるので、例えば一般的なタイヤからスポーツタイヤに交換すれば、1kg弱のバネ下重量増加が起こるのです。

インチアップにより、バネ下重量の増加を抑えるために、より軽量なホイールを選択する必要があるということは知っている人もいると思いますが、タイヤをスポーツタイプに交換する場合は、それを調整する為にホイールの重量も気にかけたほうが良いのかもしれません。

ここまでで、高い剛性を求められるタイヤほど重いと説明いたしましたが、競技用タイヤ並み、いや、ひょっとするとそれよりも重たいタイヤが存在するのをご存知でしょうか?

それはランフラットタイヤです。

ランフラットタイヤの構造は、パンク時でもタイヤがつぶれないように内部にリング状の中子(なかご)を挿入したものと、タイヤ自体のサイドウォールが車両重量を受けても潰れない位に強化したものの2種類がありますが、その構造上どちらも重量が極めて重くなるのです。

サイドウォールの剛性が高い競技用タイヤでも、空気圧が下がってしまえば車重を支えるほどの剛性はありません。

ランフラットタイヤはそれを可能にするだけの剛性がある、即ち極めて重いということになるのです。

本来なら、215-45-17サイズのランフラットタイヤの重量を計測してその結果を開示すべきなのでしょうが、この画像を撮影した時に知り合いのタイヤショップに在庫がなかったので撮影できませんでした。

許してくださいね・・・

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