サイズ毎のホイール重量比較以外にも、特定車種用ホイールの重量比較を纏めたいと思っていました。
今回がその第一弾、「アルファロメオ147/156用ホイール 重量比較」です。
当サイトの重量計測ブログにおいて、これまで重量計測結果を公開したアルファロメオ147/156用ホイールは、同ブランド、同サイズのデータを含めて以下の13点です。
※2019年12月12日にNo name (TAN-EI-SYA?) の重量データ追加公開
これらのホイールはlight weight wheelsと言うに相応しい、超軽量ホイールもしくは軽量ホイールとして認定された軽いものばかりです。
●16インチサイズ
5.80kg AUTO STRADA SPREAD-CUP 16inch 7J offset+35mm PCD98mm-5H →詳細
5.85kg AUTO STRADA SPREAD-CUP 16inch 7J offset+35mm PCD98mm-5H →詳細
5.90kg AUTO STRADA SPREAD-CUP 16inch 7J offset+35mm PCD98mm-5H →詳細
6.00kg Tecnomagnesio TM Competition GRAVEL 16inch 7J offset+32mm PCD98mm-5H →詳細
7.00kg Tecnomagnesio 205R 16inch 7J offset+25mm PCD98mm-5H →詳細
●17インチサイズ
6.50kg SSR TYPE C RACE 17inch 7.5J offset+32mm PCD98mm-5H →詳細
6.70kg SSR TYPE C 17inch 7.5J offset+32mm PCD98mm-5H →詳細
6.75kg No name (TAN-EI-SYA?) 17inch 7.5J offset+33mm PCD98mm-5H →詳細
6.80kg ASSO INTERNATIONAL Partire 17inch 7.5J offset+35mm PCD98mm-5H →詳細
6.85kg RAYS VOLK Racing CE28N 17inch 8J offset+35mm PCD98mm-5H →詳細
7.15kg ASSO INTERNATIONAL Partire 17inch 7.5J offset+25mm PCD98mm-5H →詳細
7.15kg RAYS Gramlights 57F 17inch 7.5J offset+30mm PCD98mm-5H →詳細
7.35kg ASSO INTERNATIONAL Partire 17inch 8J offset+30mm PCD98mm-5H →詳細
7.35kg RAYS VOLK Racing TE37 17inch 7.5J offset+30mm PCD98mm-5H →詳細
アルファロメオ147/156の純正ホイールサイズは、16インチならば、前後共にリム幅6.5Jでオフセットは+41.5mm、17インチならば、前後共にリム幅7Jでオフセット+40.5mmとなっています。
上記12点の社外ホイールのサイズを見ると、16インチは、リム幅が7Jとなり、オフセットは32mmから35mmに、17インチは、リム幅が7.5Jか8Jに、オフセットは一部の例外を除き、大体+30から+35mmになるようです。
リム幅が0.5J増える場合、オフセットがそのままだと、表リムが凡そ6.35mm外側に出てしまいます。そのため純正のオフセットをマイナス側に6mm程度変更するため、社外ホイールのオフセットはこのような数値になるのです。
ASSO INTERNATIONALのPartireは、17インチだけで3つも重量計測を行っていますが、この内リム幅7.5J、オフセット+35mmのサイズが一番一般的なもので、8J+30mmや7.5J+25mmのPartireは、タイヤをできる限り外側にセットする、競技走行等でセッティングの幅を広げるためのちょっと特殊なサイズ設定の様です。
さて、この中で一つお勧めのホイールを挙げるとしたらどれにしましょうか…
個人的にベストを挙げるとしたら、やはりASSO INTERNATIONAL Partireの17inch 7.5J offset+35mmサイズになるでしょう。
その理由は、このホイールがアルファロメオ専用として発売された経緯や、鋳造でありながら鍛造と並ぶ軽さを実現し、鋳造では珍しく超軽量認定を受けているからなのです。
世に鍛造並みの軽さを謳う鋳造ホイールは数あれど、本当にそれを実現しているホイールは限りなく少ないです。
だからASSO INTERNATIONAL Partireをアルファロメオ147/156用ホイールのイチオシとしたいと思います。
このホイールは未だ現役、未だ購入可能という点も良いですよね。