ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集 Vol.123 SA22C型マツダ サバンナRX-7
ホェールウォッチングじゃなくて、ホイールウォッチングです。
レアな車に装着されているホイールは、車同様にレアなホイールなので、街中で見かけたらそれらを撮影し、順次画像をアップしていく企画です。
今回採り上げるのは、前回に続きマツダ サバンナです。
2023年4月23日に訪れた首都高速の大黒パーキングエリアの取材で撮影したマツダ サバンナの初代SA22C型サバンナ RX-7です。
573 cc×2の12A型水冷2ローターエンジンを搭載したSA22C型サバンナ RX-7は、1978年3月に発表されました。
1970年代後半の日本は、まだまだスーパーカーブームの最中にあり、リトラクタブルライトを装備して登場したSA22C型サバンナ RX-7に、当時の少年たちは心躍らせていたのは間違いありません。
そんなことから、てっきりSA22C型サバンナ RX-7が、日本初のリトラクタブルライト装着車だと思い込んでいましたが、それは認識違いで、日本車最初のトラクタブルライト装着車はトヨタ2000GTだったんですね。
確かにそう言えばそうなのですが、普通の人の手が届く身近な日本車で、最初にリトラクタブルライトを装着したのはSA22C型サバンナ RX-7であることに異論はないでしょう。
そんなSA22C型サバンナ RX-7は、途中にマイナーチェンジを行いながら1985年まで販売されていました。
1980年にテールランプとフロントスカートのデザイン変更する外観のマイナーチェンジを実施していて、それまのでテールランプの間にナンバープレートを配置していたものから、テールランプの間にテールランプと一体に見えるプレートを配置したものに変更されています。
と言うことなので、今回撮影した個体は、オリジナルから変更されていなければ1980年のマイナーチェンジ以降のものであることが判りますね。
スムージングされたオーバーフェンダーの中に納まるホイールは、前後共にSSRのMK-IIIです。
残念ながら、画像からタイヤサイズが確認できないので、その外径が分かりませんが、14インチサイズなのかな??
PCDを計測してみたところ、110mmの4穴でしたね。
SA22C型サバンナ RX-7は、1983年のマイナーチェンジで、PCD110mm-4Hの特殊形状から、一般的なPCD114.3mm-4Hに変更されていますので、今回撮影した個体は1980年から1983年に生産されたものである可能性が高いと思われます。