ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集 Vol.122 マツダ サバンナGT
ホェールウォッチングじゃなくて、ホイールウォッチングです。
レアな車に装着されているホイールは、車同様にレアなホイールなので、街中で見かけたらそれらを撮影し、順次画像をアップしていく企画です。
今回採り上げるのは、2023年9月17日に訪れた首都高速の大黒パーキングエリアの取材で撮影したRX-3とも呼ばれるマツダ サバンナGTです。
マツダ サバンナは、1971年から1978年にかけて生産されていたロータリーエンジン搭載車で、日産スカイラインGT-Rの国内レース50連勝を阻んだことでも有名な、1970年代を代表するGTカーです。
マツダ サバンナは、1971年から1973年の間に生産され、当初10A型エンジンを搭載し、1972年の改良で120馬力の12A型を搭載した前期型(S102系)と、1973年から1978年の間に生産された後期型(S124系)に分かれます。
「デビューから1年後の73年6月にはフロントグリルをリファインし、リアコンビネーションランプも丸型から六角形に変更されている」というネットの記事を見つけたので、丸型のリアコンビネーションランプであるこの車両は前期型で、搭載しているエンジンはトランクのRE12の文字からも分かる通りA12と思われます。
ということは、1972年から1973年に生産された前期型ということなのでしょう。
残念ながら後輪を撮影した画像のピントがちょっとボケていますね…
今回撮影したマツダ サバンナGT に装着されていたホイールはGottiです。
Gottiのホイールについては、過去に記事にしているのでそちらをご覧ください。
装着しているタイヤのサイズは、フロント・リア共に205/60R13となっていますから、13インチサイズのホイールだということになります。
PCDゲージで計測してみたら、PCD110mm-4Hであることがわかりました。
後続モデルのSA22サバンナRX-7もPCD110mm-4Hであると聞いたことがあるので、110mm-4HというPCDは、当時のマツダ車にとってスタンダードなものだったのかもしれませんね。
丁度大黒PAを去ろうとしている時に撮影をお願いしたところ、オーナーの方が出発を遅らせて快く応じて頂いたことに感謝します。
このマツダ サバンナGT は、1972年の生産でしょうから、既に半世紀の間走ってきたということなのでしょう。
心優しいオーナーと共に、これからも元気で走り続けて欲しいと思いました。