ホイール各社が相次ぐ再値上げ BBS RAYS YOKOHAMA
RAYSのサイトを見てみたら、2022年6月1日付けで、「【ANNOUNCEMENT】 製品価格改定のご案内 レイズホイール全商品(2022年7月1日より)」とのリリースが出ていました。
「あれっ? 値上げは随分前の発表していたはずだが…」と思ったのですが、記憶に違いは無く、RAYSは2021年11月13日付で「製品価格改定のご案内」のリリースを出し、2022年1月1日から値上げを実施しているのです。
ということは、前回の値上げから半年あまりで再度の値上げとなったということですね。
前回の値上げでは、16インチ以下のサイズでは、鍛造でも鋳造でも1本当たり3,300円の値上げ、17-18インチサイズでは、鍛造が5,500円、鋳造が4,400円、19インチ以上では鍛造が6,600円、鋳造が5,500円の値上げだったのですが、今回はサイズ別に以下の様な値上げとなるようです。
〇鍛造ホイール
13~14インチ: 3,300円
15~16インチ: 4,400円
17インチ : 7,700円
18インチ : 8,800円
19インチ : 9,900円
20~21インチ:11,000円
22インチ :13,200円
※VOLK RACING 21Aは値上げ対象外、A●LAPの18インチは6,600円の値上げ
※ブロンズ(アルマイト)カラーは上記に加え、13~18インチで2.200円、19~22インチで3,300円の値上げ
〇鋳造ホイール
13~16インチ: 3,300円
17~18インチ: 4,400円
19~22インチ: 5,500円
いずれも1本当たりの値上げですので、例えば18インチの鍛造ホイールを、ブロンズ(アルマイト)カラーを選択して購入することを考えれば、1本当たり、13,200円、4本で52,800円の値上げになるのです。
2021年以前の価格と比較すると、更に1本当たりで5,500円、4本で22,000円の値上げとなるので眩暈がしそうな価格差となってしまいます。
とは言え、今回の値上げは何となく予想をしていました。
既にこんな記事を以前にアップしているのです。
2022年1月の値上げ直後にロシアのウクライナ侵攻に端を発し、アルミニウム相場が上昇してしまいましたから、RAYSもお手上げなのだと思います。
ということは、RAYSに限らない話になるだろうと思います。
他のホイールメーカーのリリースもチェックしなおしてみたところ、2021年7月から値上げを2021年5月17日にリリースしていたBBSは、2022年4月から既に再値上げをしていました。
YOKOHAMAも、2022年8月からの値上げを2022年6月23日付のリリースで発表していますが、実は2022年1月1日に既に値上げをしていますので、RAYS同様こちらも半年余りでの再値上げとなっているのです。
https://www.yokohamawheel.jp/news/2022/0801/
今のところBBS、RAYS、YOKOHAMAが再値上げを行いましたが、ロシアのウクライナ侵攻が拍車をかけた世界的な資源価格高騰と、歴史的な円安という状況を考えれば、その他のホイールメーカーが、程無く追従するのは明らかだと思います。
車好き、カスタマイズ好きには辛い時代になりつつあるようですね…