ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集 Vol.9 NISSAN GT-R NISMO GT3 2018年モデル
ホェールウォッチングじゃなくて、ホイールウォッチングです。
レアな車に装着されているホイールは、車同様にレアなホイールなので、街中で見かけたらそれらを撮影し、順次画像をアップしていく企画です。
第9回は、市販車のGT-R NISMO に続き、 東京銀座のNISSAN CROSSING(旧日産ギャラリー)に展示されていた、KONDO RACING の2018 ニュルブルクリンク24時間レース参戦車、NISSAN GT-R NISMO GT3 2018年モデルです。
KONDO RACINGはこの仕様で2019年のSUPER GT選手権のGT300クラスへの出場も予定しているようです。
ぶっといスリックタイヤを収めるため、大きく膨らんだフェンダーにはエア抜き用のスリットが入る等、市販車のGT-R NISMOの面影もあるけれど、数倍のインパクト、カッコいいですね。
市販車のGT-R NISMOのフロントタイヤサイズは255/40ZRF/20、リヤタイヤサイズは285/35ZRF/20ですが、このNISSAN GT-R NISMO GT3 2018年モデルKONDO RACING ニュルブルクリンク24時間レース参戦車は当然レース用スリックタイヤを装着していて、画像から確認するだけではサイズ表記がされていないので分かりません。
ネットで検索したら、SUPER GTのタイヤ規定は、
GT500クラス:フロントが最大幅336mm、最大外形685mm。リアが最大幅356mm、最大外形712.5mm。
GT300クラス:最大幅14インチ、最大外形28インチ
となっていました。
何故GT500クラスはmm表記で、GT300クラスはインチ表記なのかは分かりません・・・
因みに、2018年のSUPER GTシリーズにおいてミシュランタイヤを供給するGT500クラスに参戦する2台の日産 GT-R NISMO GT500(No.23 MOTUL AUTECH GT-R、No.3 CRAFTSPORTS MOTUL GT-R)は、フロントタイヤに30/68-18、リアタイヤが31/71-18を装着されているようです(※ミシュランレーシングタイヤのサイズ表記は「タイヤ幅(cm)/タイヤ外径(cm)−リム径(インチ)」)。
これらの情報から、NISSAN GT-R NISMO GT3 2018年モデルKONDO RACING ニュルブルクリンク24時間レース参戦車も、フロントに300mm、リア330mmくらいの太さのタイヤを装着しているのではないかと推察されます。
何れにしろ、市販車のGT-R NISMOのタイヤよりは太いのでしょうね。
ホイールはセンターロック式のRAYS製ホイール。当然鍛造ホイールでしょうし、ひょっとするとマグ鍛かもしれません。
市販品が何に相当するのかは分かりませんが、RAYSには珍しい9本スポークです。
2018年11月現在で、VOLK RACINGブランドには9本スポークホイールはありません。
もしかすると、このホイールの市販品が、RAYSから近日リリースされるのかもしれません。
ホイールをよく見るとRAYSのロゴだけでなく、NISMOのロゴもありますので、これがRAYS NISMO LM-GT4の後継モデルの原型だったりするのかもしれません。
例年TOKYO AUTO SALONでは、ホイールメーカー各社から新作アルミホイールが発表されていますので、このホイールもそうなる可能性があると考え注目しています。