BRIDGESTONE POTENZA RW007 17inch 7.5J offset+44mm PCD100mm-5H 重量計測結果
Prodriveブランドを販売しているブリジストンですが、それとは別にPOTENZAブランドのホイールも販売しています。
そのPOTENZAのブランド名が冠されたホイールとして、2020年末に発売されたのがこのRW007です。
そのPOTENZAブランドホイールには、鋳造フローフォーミング製法のSW005、SW010と、鍛造のRW006が発売されていましたが、新たにラインナップに加わったRW007は、RW006同様に鍛造ホイールです。
ですがRW007は、前作RW006の優れた剛性バランスをしっかりと維持しつつも、スポークとリムの接点を20カ所と多く取ることで高い剛性を確保し、徹底的な構造解析とレーシングドライバーによる実走テストにより、POTENZA史上最速のホイールとなっているとのことです。
このホイールの重量を計測してみたところ、7.55kgとなりましたので軽量ホイールと認定しました。
BRIDGESTONE POTENZA RW007 重量計測結果
17inch 7.5J offset+44mm PCD100mm-5H(鍛造1ピース ゴムバルブ付き、20gバランスウエイト付き)7.55kg
POTENZA RW007は、前作RW006同様、スポークサイドの剛性面に影響のない部分にカット(溝)を入れることで駄肉を排除し、一層の軽量化を図るコダワリや、タイヤの滑りを防止するアンチスリップ処理が施され、限界走行が繰り返される状況においても安定した接地性を維持できるような加工が施されているため、正にリアルスポーツに相応しいスペックのホイールだと言って良いでしょう。
アンチスリップ処理はこんな感じになっています。
サイズ表記がリム端に刻印されている特徴から、POTENZA RW007は鍛栄舎製であると言って間違いないでしょう。
POTENZA RW007のカラー設定は、レーシングカッパ―ゴールドとフラットブラックの2色で、今回重量計測を行った個体はレーシングカッパーゴールドの方になります。
今回重量計測結果を公開したPOTENZA RW007のサイズは、GAZOO Racing GR86/BRZ Cup レギュレーション適合サイズとなっており、このホイールも実際にGAZOO Racing GR86/BRZ Cup出場車両に取り付けられていたものでした。
ちなみにブリジストン以外からも、GAZOO Racing GR86/BRZ Cup レギュレーション適合サイズとなる17inch 7.5J offset+44mm PCD100mm-5Hサイズのホイールが、続々とリリースされているようです。
WEDS TC105X FORGEDにGAZOO Racing GR86/BRZ Cup レギュレーション適合サイズを追加