夏の旅先で見つけた珍しいホイール
まだまだ暑い日が続きますが、そろそろ8月も終わり。
それなので今回は夏の旅行先で見つけたホイールの話しでもしたいと思います。
と言っても、クルマのホイールの話しじゃございません。
今回は飛行機のホイールの話しです。
今年の夏は冷を求めて東北方面を旅行したのですが、行った先の近くに青森県立三沢航空科学館なるものがあることを見つけ早速行ってみたのです。
青森県立三沢航空科学館は、三沢市が設置した三沢市大空ひろばの一角に立地し、日本エアコミューターで使用していたYS-11や、初の太平洋無着陸横断飛行を成し遂げたミス・ビードル号のレプリカなども展示している博物館です。
それらの珍しい機体は1階に展示してあり、2階は科学体験のフロア、3階は三沢飛行場を一望できる展望デッキがあります。
青森県立三沢航空科学館がある三沢市大空ひろばには、実物のF-16や初の国産ジェット戦闘機である三菱F-1などが屋外展示されています。
今回はこれら青森県立三沢航空科学館に展示されていた稀少な飛行機のホイールについてのお話です。
先ずは青森県立三沢航空科学館のメイン展示である日本エアコミューターで使用していたYS-11のホイールです。
ホイールに文字が浮き出ているので、恐らく鋳造ホイールなのだと思います。
また、ボルト?ナット?穴は9穴です。
10穴や8穴の方が、バランス良いような気もしますがね…
YS-11は見学者が客室に乗り込むことも出来る状態での展示なので、かなり近くに寄って撮影できます。
そのためホイールもかなり接写することができました。
見えますかね?「GOODYEAR USA」の文字が。
YS-11のホイールは、タイヤメーカーのGOODYEAR製である可能性が高いです。
続いては新しい機体であるHONDA JET。
前輪のホイールは4穴、主脚のホイールは6穴になっているようです。
続いては屋外展示のF16です。
こちらは10穴となっていました。
屋外展示でもう一機、国産初のジェット戦闘機である三菱F-1。
こちらは18穴になっています。
青森県立三沢航空科学館に展示されている飛行機のホイールを見る限り、その穴数は、9穴、8穴、10穴、18穴とかなり多様です。
展示機に触れられないよう規制線もあるため、PCDを測ることが出来ませんでしたが、恐らくPCDも多様なのでしょう。
こうもバラバラな理由は、飛行機のホイールは、耐久消費財である自動車の様に規格化されていないからなのでしょうね。
自動車以外であっても、飛行機などのホイールを見る機会があれば、今後も撮影していきたいと思っています。