VW Audi BMW Mercedes VOLVOなど 輸入車オーナー必見! 輸入車向けスタッドレスタイヤ用ホイール選びのコツ

スポンサーリンク

これまで、当サイトlightweightwheels.jpでは、スタッドレスタイヤ用のホイール選びに関する記事を何度かアップしてきました。

 

スタッドレスタイヤに組み合わせるのに、おすすめのアルミホイールは?

 

スタッドレス用のホイール選び インチダウンのすすめ

 

スタッドレス用ホイール選び タイヤチェーンを付ける必要がある場合は純正ホイールがおすすめ

 

とはいえ、これらの記事は国産車を想定して書いた記事なのです。

 

そこで、今回は「輸入車にスタッドレスを履かすならば、どんなホイールが良いの?」という疑問にお答えできる内容のものをまとめてみました。

 

 

VW Audi BMW Mercedes VOLVOなど 輸入車オーナー必見! 輸入車向けスタッドレスタイヤ用ホイール選びのコツ

 

国産車の場合、純正ホイールよりイケてる社外ホイールにリプレイスし、車体から外した純正ホイールにスタッドレスタイヤを履かせることが多いと思いますが、輸入車はちょっと事情が異なります。

 

輸入車は、純正ホイールが一番見た目にマッチするということもありますが、国産車と異なる事情は、それだけではないと思っています。

 

輸入車の純正ホイールの価格は高いことが多いのです。

 

特に輸入車の上位グレードの純正ホイールは目玉が飛び出そうなくらいの値段です。

 

そんな純正ホイールを、わざわざ価格の安い社外ホイールに付け替え、夏タイヤ用とする輸入車オーナーはかなり少数派でしょう。

 

だから、輸入車のオーナーは、スタッドレスタイヤを使うために、純正ホイール以外に、それ専用のホイールを入手する必要が出てくるのです。

 

国産車オーナーが、社外ホイールにリプレイスし、外した純正ホイールにスタッドレスタイヤを履かせるのに対し、輸入車オーナーは、純正ホイールをそのままに、スタッドレスタイヤ用の社外ホイールを別に買うというパターンが大半だと思います。

 

では、そんな輸入車オーナーは、スタッドレスタイヤ用の社外ホイールどのように選べば良いのでしょうか?

 

 

居住エリアによって異なる、輸入車向けスタッドレスタイヤ用ホイール選び

 

一口に輸入車オーナーといっても、住んでいるエリアによってスタッドレスタイヤを使う頻度は大きく異なります。

 

長い冬の間スタッドレスタイヤを履きっぱなしの北海道、東北、北陸、中越といったエリアと、それ以外のエリアではスタッドレスタイヤ用のホイールを選ぶ基準はだいぶ異なると思うのです。

 

雪深いエリアに住む輸入車オーナーは、その愛車にスタッドレスタイヤ用ホイールを、長い冬の間ずっと装着しているのですから、純正ホイール並みに見た目が気になると思います。

 

一方、雪深くないエリアに居住している輸入車オーナーは、雪が降るときだけスタッドレスタイヤ用のホイールを装着するだけですから、そこに大きなコストをかけるのはどうかと考えてしまうでしょう。

 

場合によっては、雪が降った年にスタッドレスタイヤを購入した後、それを一度も使わなかったなんてことも結構ありますからね。

 

ということなので、雪深くないエリアの輸入車オーナーはコスト重視で、雪深いエリアの輸入車オーナーは少しだけ見栄え重視で、スタッドレスタイヤ用のホイールを選ぶと良いと思います。

 

では、どのようなホイールを選べば良いのでしょうか?

 

 

輸入車向けスタッドレスタイヤ用ホイール選び 三つの選択

 

結論から先に述べると、輸入車向けスタッドレスタイヤ用ホイール選びでは、以下の三つの選択肢があると思います。

 

  • 同一モデルの下位グレードの中古純正ホイールを入手する
  • 輸入車向けのサイズ設定がされた比較的安価な普及品の鋳造ホイールを入手する
  • 輸入車向けのサイズ設定がされたフローフォーミング製法の国産スポーツホイールを入手する

 

 

同一モデルの下位グレードの中古純正ホイールを入手する

 

ブレーキキャリパーとのクリアランスに余裕がある前提での話ですが、同一モデルの下位グレードの純正ホイールを中古で入手することが、輸入車向けスタッドレスタイヤ用ホイール選びにおける一つの選択肢として考えられます。

 

輸入車の上位グレードの純正ホイールは目玉が飛び出そうなくらいの値段ですが、下位グレードの純正ホイールはそうでもありません。

 

それと、下位グレードの純正ホイールならば、ブレーキキャリパーとの干渉さえなければ、PCDが適合する、しないの問題は無く、愛車に取り付けることができます。

 

最上位グレードと比較して、下位グレードは販売台数も多いですし、社外ホイールにリプレイスして、それをオークション等で売り出してしまう輸入車オーナーも少なくないので、オークション等で中古を入手することも難しくはありません。

 

ということなので、輸入車向けスタッドレスタイヤ用ホイールとしては、同一モデルの下位グレードの中古純正ホイールがおススメなのです。

 

 

輸入車向けのサイズ設定がされた比較的安価な普及品の鋳造ホイールを入手する

 

「同一モデルの下位グレードの中古純正ホイールも良いけど、ブレーキキャリパーが大きいからな…」という場合は、輸入車向けのサイズ設定がされた比較的安価な普及品の鋳造ホイールを入手することが選択肢となると思います。

 

輸入車向けのサイズ設定がされた社外ホイールの中には、純正ホイールと比べたら安価な鋳造ホイールも結構存在しているのです。

 

一つは海外ホイールメーカーが製造しているものを輸入しているパターン。

 

例を挙げると、豊田通商グループの一員である「株式会社ティー・エー・エス」が輸入しているBORBETや、阿部商会が輸入しているATS、MOTEC、MAK、それとOZが販売している中ではお手ごろ価格のMSWがそういったホイールブランドの一つとして挙げられると思います。

 

これらは海外で製造されているホイールなので、そもそも輸入車向けのサイズ設定が豊富にあるので、自分の愛車に対応しているサイズを選ぶのに苦労が少ないのが良いですね。

 

もう一つは国内メーカーが輸入車用として生産しているパターン。

 

「株式会社ティー・エー・エス」は輸入車向けのTECMAGとAGAといったホイールブランドを国内で生産しているのです。

 

これらも輸入車向けを売りにしていることから、外車特有のPCDのラインナップが豊富で、愛車に適合するサイズを選ぶのが容易なのです。

 

 

ここまでの二つの選択肢では、コスト面を重視していましたが、「やっぱり見た目の気になるよな…」とお思いの輸入車オーナーには、次の選択肢がおススメです。

 

輸入車向けのサイズ設定がされたフローフォーミング製法の国産スポーツホイールを入手する

 

スポーツホイールは見た目がカッコいいものが結構ありますからね。

 

それらから選ぶのであれば、同一ブランドの下位グレードの中古ホイールや、輸入車向けとは言え普及品の鋳造ホイールよりは、少し見た目が良くなると思うのです。

 

ですが、鍛造ホイールはスタッドレスタイヤ用としては高価だし、オーバークオリティですから、お手頃価格で少しでも軽いものを選ぶのなら、フローフォーミング製法の鋳造ホイールをお勧めします。

 

「金なら捨てるほどある」とおっしゃる方は鍛造ホイールでも構いませんが…

 

凍結路において何かあった時、車両を速やかに減速させる、短い距離で停止させるにはホイールの軽さが重要であると、以前アップした記事の中にも書いていますが、そのような状況においては、コスト面も勘案するとフローフォーミング製法の鋳造ホイールが最適だと思っているのです。

 

スタッドレスタイヤに組み合わせるのに、おすすめのアルミホイールは?

 

最近は国産スポーツホイールのサイズラインナップが充実し、輸入車向けサイズも豊富になっています。

 

当サイトlightweightwheels.jpでは、これまでF5系MINIと、VWゴルフの適応ホイールサイズのまとめ記事をアップしていますので、輸入車向けサイズ設定がされているスポーツホイールの情報に関しては、是非そちらを参考にして頂けると嬉しいですね。

 

アルミホイール適応サイズ情報とツライチセッティングの考察 Vol.5 BMW MINI(F5系3ドア、5ドア、クラブマン)編

 

アルミホイール適応サイズ情報とツライチセッティングの考察 Vol.14 フォルクスワーゲンGOLFⅦ GOLFⅧ比較編

 

個人的なお勧めは、エンケイのパフォーマンスラインですかね…。

 

このホイールは比較的お手ごろ価格ですが、ENKEI独自のフローフォーミング製法であるMAT製法で作られていてリム部が軽量なのが良いですし、タイヤがホイールとの間で空転することを防ぐローレット加工が施されたブランドも存在していて、ホイールとしての機能が高くて良いホイールだと思っています。

 

 

スタッドレスタイヤのサイズ選択も重要

 

最後に、ホイールではなく、それに履かせるスタッドレスタイヤのサイズ選択についての注意点を書いて終わりにします。

 

スタッドレスタイヤのサイズは、あえてワンサイズ細めで外径の小さいものを選ぶことも必要かもしれません。

 

輸入車にはタイヤの外径が大きく太い、そもそもタイヤチェーンを装着することを想定していない車種が存在します。

 

そんな車両にタイヤチェーンを装着して走行するとどうなるか?

 

最悪タイヤチェーンがフェンダー内をかきむしり、フェンダー内のライナーやフェンダー自体を傷だらけにしてしまうリスクがあるのです。

 

そういったことを回避するために、スタッドレスタイヤだけでなくチェーンの装着が想定される場合は、あえてワンサイズ細めで外径が少し小さいスタッドレスタイヤを選ぶことが重要なのです。

 

最近の高速道路は、積雪量が基準値を超えると、スタッドレスタイヤを履いていても走行を禁じられるようになっているので、思っている以上にタイヤチェーンを付けなければならない状況を増えています。

 

そういった状況に遭遇しても、チェーンを付けた状態で、通常のタイヤ外径となるようなタイヤサイズを選んでいれば、上記の様なリスクは回避できるというわけです。

 

ということなので、ホイールもタイヤもサイズ選びは非常に重要ということですよね。

 

 

 

当サイトlightweightwheels.jpでは、今後もホイール選びの参考になる情報をまとめて行きますのでご期待くださいね~

 

 

 

Follow me!

スポンサーリンク

スポンサーリンク