NEEZ EURO CROSS RG16ER 17inch 8J offset+33mm PCD100mm-5H 重量計測結果
NEEZは1997年に日本で創業されたホイールブランドです。
NEEZ自体がホイール生産を行っているのではないそうで、「そのホイールの製造は富山県にあるTan-ei-sha（旧:鍛栄舎）で全て行われている」とNEEZのサイトに明記されていることから、NEEZが提供するホイールは、NEEZが企画・デザインを行い、鍛栄舎により鍛造製法で製造されているものなのでしょう。
また、一般的なアルミ素材だけではなくマグネシュウム素材のホイールもラインアップしている数少ないホイールブランドで、オリジナルデザインの販売に限らず、オーダーメイドや他社ブランドのOEM提供にも対応しています。
今回重量計測結果を公開したNEEZ EURO CROSS RG16ERは、アルミ素材の鍛造ホイールで、NEEZのオリジナルデザインとして一時期ラインナップされていたものです（現在廃盤）。
このホイールの重量を計測してみたところ7.95kgとなりましたので、軽量ホイールと認定しました。
鍛造ホイールではありますが、ギリギリ軽量ホイールの領域にとどまる結果となっています。
NEEZ EURO CROSS RG16ER 重量計測結果
17inch 8J offset+33mm PCD100mm-5H（鍛造1ピース、アルミバルブ×2付き、35gバランスウエイト付き）7.95kg
NEEZのEURO CROSS RG16ERのデザインによく似たホイールとして、阿部商会が販売していたAUTO STRADA SPREAD-M7があります。
この二つのホイールブランドは、どちらもクロススポークデザインで、ダブルバルブを採用していて、一見すると見分けるのが難しいのですが、ナット・ボルト穴の間に小さな穴があけられているのがAUTO STRADA SPREAD-M7で、穴がないのがNEEZ EURO CROSS RG16ERなのだと思います。
AUTO STRADA SPREAD-M7 17inch 8J offset+38mm PCD120mm-5H 重量計測結果
この2つのブランドは他にも、鍛栄舎製ホイールであるという共通点があります。
私は、AUTO STRADA SPREAD-M7が鍛栄舎に直接、もしくはNEEZを介して鍛栄舎にOEMを委託して生産されたもので、NEEZ EURO CROSS RG16ER、AUTO STRADA SPREAD-M7どちらも鍛栄舎の同じ型から作られたホイールなのではないかと思っています。
既にカタログ落ちしてしまったNEEZ EURO CROSS RG16ERですが、販売されていた当時は主に輸入車全般に幅広く対応していました。
今回重量計測結果を公開したNEEZ EURO CROSS RG16ER は、PCD100mm-5Hなので一見スバル車向きとも思えるサイズなのですが、オフセット値（+35mm）とハブ径（56mm）からVW GOLF4やビートルに使用可能なサイズになっています。
Follow me!
