AUTO STRADA SPREAD-M7 18inch 8J offset+38mm PCD120mm-5H 重量計測結果

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AUTO STRADA SPREAD-M7 18inch 8J offset+38mm PCD120mm-5H 重量計測画像

AUTO STRADAブランドは、今も阿部商会から発売されていますが、AUTO STRADA SPREAD-M7は既に絶版となっています。SPREADは「広げる」=裂開鍛造製法を意味していて、AUTO STRADA SPREAD-M7は、この裂開鍛造製法により比類のない軽量性と堅牢性を実現しているのだそうです。

裂開鍛造製法は、プレス機で成型された高密度の鍛造アルミビレットに横方向から力を加え、切り裂くようにリムを広げていく鍛造製法なのですが、100円硬貨をアルミビレットに見立てて、その製造工程を想像してみると分かりやすいかもしれません。100円硬貨を2枚にスライスするイメージで、硬貨の淵にギザギザの溝が彫られた部分に割を入れ、その一方をスピニング加工により延圧してリムとして成型していくといった感じなのでしょう。

このホイールの重量を計測してみたところ9.20kgとなりましたので、重量的には普通のホイールと認定しました。ダブルバルブなので、通常のホイールよりバルブ1本分重いこともありますが、残念ながら、比類のない軽量性というほどの重量ではないようです。

※軽量ホイール・超軽量ホイールの定義はこちら

AUTO STRADA SPREAD-M7 18inch 8J offset+38mm PCD120mm-5H(鍛造1ピース、アルミバルブ×2付き、30gバランスウエイト付き)9.20kg

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AUTO STRADA SPREAD-M7のデザインは、NEEZのEURO CROSS RG16ERと大変良く似ています。この二つのホイールブランドは、どちらもクロススポークデザインで、ダブルバルブを採用していて、一見すると見分けるのが難しいのですが、ナット・ボルト穴の間に小さな穴があけられているのがAUTO STRADA SPREAD-M7で、穴がないのがNEEZ EURO CROSS RG16ERなのだと思います。この2つのブランドは他にも、リムの最も内側に刻印によりサイズ表記しているという鍛栄舎製ホイール特有の共通点があります。私は、AUTO STRADA SPREAD-M7もNEEZ EURO CROSS RG16ER、どちらも鍛栄舎の同じ型から作られたホイールなのではないかと思っています。

AUTO STRADA SPREAD-M7は、豊富なラインナップにより輸入車、国産車に幅広く対応していましたが、今回重量計測結果を公開したAUTO STRADA SPREAD-M7 は、BMW1シリーズやMINIクロスオーバー(R60型)に使用可能なサイズになっています。

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