RAYS VOLK Racing G2 18inch 8J offset+45mm PCD120mm-5H 重量計測結果
VOLK Racing G2は、軽量かつ高剛性で、ビッグキャリパーとのクリアランスが確保され、大径ローターでも使用できる鍛造1ピース6本スポークホイールとして、RAYSから発売されていました。
6本スポークのVOLK Racingと言えば、TE37が代表的なホイールですが、G2はそれを継ぐものとされていたようです。
しかし、2014年にはG2を最新の解析技術によってアップデートしたG2プログレッシブモデルに引き継がれ、その後G2プログレッシブモデルも絶版ブランドとなっております(今回重量計測結果を公開したのは、1stモデルのG2です)。
TE37は存続し、VOLK Racing G2は絶版になったということなので、結局VOLK Racing G2はTE37を超える存在にはなりえなかったということなのでしょうか…
このホイールの重量を計測してみたところ8.25kgとなりましたので、軽量ホイールと認定しました。
RAYS VOLK Racing G2 重量計測結果
18inch 8J offset+45mm PCD120mm-5H(鍛造1ピース、アルミバルブ付き、40gバランスウエイト付き)8.25kg
これまで当サイトで重量計測結果を公開したRAYS製の18インチホイールであるTE37やMAZDASPEED MS01S、SE37Aといった少し前の世代のホイールと比べて、VOLK Racing G2はそれほど軽くは無いようです。
近年の車両重量の増加が、ホイールに強度・剛性向上を求め、その結果ホイール自体の重量が増えていると私は考えていますが、VOLK Racing G2もその口なのでしょうか。
VOLK Racing G2発売当時の雑誌広告を見ると、「フル金型鍛造がもたらす軽さ・剛さの信頼性、それに加え表現までを与えた鍛造技術力、それがMOLD FORM FORGED」といった記載がされていました。
因みに、今回重量計測結果を公開したVOLK Racing G2 は、サイズ的にはBMW1シリーズやMINIクロスオーバー(R60型)に使用可能なものになっています。