RAYS VOLK Racing TE37 15inch 7.5J offset+25mm PCD114.3mm-5H 重量計測結果
RAYS VOLK Racing TE37に関する投稿は今回で3回目なので、その説明ついては過去のものを引用します。
「RAYSを代表するブランドで、1990年代後半には既に存在し、超軽量な鍛造ホイールのはしりとも言えるTE37は、20年以上経った現在も第一線級の超軽量ホイールとして存在しています。
TE37がエポックメイキングだったのは、ブランド名に重量を表記して軽量さをアピールすることでした。
TE37は15インチ6Jサイズで3.7kgであることから付けられたブランド名なのだそうです。RAYSのTE37発売以降、タケチプロジェクトのCP-035やSPOONのSW388等、軽量さをブランド名でアピールして登場しましたが、ブランド名に重量を記載したのはRAYSのTE37が最初だったと思います。」
このホイールを計測してみたところ、5.30kgになりましたので軽量ホイールと認定しました。
15インチは6.5Jを想定して「超軽量」、「軽量」、「普通」を認定していますが、今回重量を計測したRAYS VOLK Racing TE37は7.5Jとかなり太く、オフセット値もハブの接合面のアルミ部分が厚くなってしまう+25mmなので、その重量は少々重くなってしまいました。
それでも軽量ホイールの領域に入っているのはさすがTE37という感じです。
RAYS VOLK Racing TE37 15inch 7.5J offset+25mm PCD114.3mm-5H(鍛造1ピース、アルミバルブ付き、バランスウエイト40g付き)5.30kg
今回重量計測データを公開したVOLK Racing TE37は昨日に重量計測データを公開したENKEI RS-Cとインチ数、リム幅J数、オフセット値、全て同じサイズです。
どちらも競技での使用を想定したホイールですがENKEI RS-CはTE37より2kg以上重い7.35kgでした。
1990年代後半に起こったアルミホイールの軽量化の波は、1本あたりの重量を一気に2kgも軽くしてしまったという訳ですね。
TE37で20種、TE37派生ブランドで6種の重量計測データを一挙公開