ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集 Vol.33 ランチャ デルタ HFインテグラーレ16vエヴォルツィオーネ(E-L31E5)

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ホェールウォッチングじゃなくて、ホイールウォッチングです。

レアな車に装着されているホイールは、車同様にレアなホイールなので、街中で見かけたらそれらを撮影し、順次画像をアップしていく企画です。

第33回は神奈川県某所で発見したランチャ デルタ HFインテグラーレ16vエヴォルツィオーネ(多分)です。

Lancia Delta HF Integrale 16v Evolzione

悲惨な事故が繰り返され、一線級のドライバーの手にも余るグループB時代が終焉を迎えた後、WRCの覇権を握ったのはランチャ デルタでした。

ランチャは、ファミリーカーであるデルタに167馬力 のDOHCターボエンジンとトルセンセンターデフを用いたフルタイム4WDにしたスポーツモデル、デルタHF 4WDをリリースし、これをベースに1987年にグループA時代のWRCに参戦しチャンピオンを獲得します。

その後、トヨタ、三菱、スバルといった日本メーカーの参入により激化する競争の中、ランチャはデルタのバージョンアップを繰り返すことで対抗していくのです。

参戦2年目の1988年にはブリスターフェンダーを備え、エンジンも185馬力にパワーアップしたHFインテグラーレにバージョンアップします。

翌年の1989年には、16バルブ化したエンジンにより200馬力にパワーアップし、16バルブ化によりエンジンの高さが増したため隆起したボンネットを装備し、エンジン冷却のためフロントバンパーのみならず、ヘッドライト周りにも通気口が開けられたインテグラーレ16Vと進化しました。

インテグラーレ16Vは、エンジンのパワーアップだけでなく、ブリスター化された前後フェンダーギリギリとなるボディ幅一杯の1インチ拡大した7J-15インチのホイールを装備して、駆動配分も従来のFFよりからFRよりに変更されていました。

そして、1992年にはリアドアパネルと一体化されたブリスターフェンダーや標準装備化された角度調整可能なリアスポイラーが外観上の特徴となるなど、ボディデザインが大幅に変更され、最高出力も210馬力となったエボリューションモデルであるHFエヴォルツィオーネが設定されました。

HFエヴォルツィオーネは日本国内では3ナンバーボディとなり、ハブ穴が5穴化されている点が、それ以前のデルタと見分けるポイントになります。

その結果ランチャは1988年から1992年までWRCマニファクチャラーズチャンピオンを獲得し続けるのですが、それ以降は日本勢に屈し、WRCの舞台から消えていきました。

しかし、WRCから撤退した後もランチャはデルタのバージョンアップを止めず、最終的にはHF インテグラーレ エヴォルツィオーネII ジアッラまで進化します。

エヴォルツィオーネII ジアッラは1993年に発売され、燃料のシーケンシャル噴射を採用することで最大出力は215馬力までパワーアップされ、形状こそエヴォルツィオーネIと同じですが15インチから16インチサイズアップされたホイールに変更されています。

良く見ると、表リムに「7 1/2×16H2-37」という刻印が見えますので、16インチ7.5Jオフセット+37mm、PCDはイタリア特有の98mm-5Hというのがホイールサイズなのだと思います。

それにしても艶もあり綺麗なホイールなので、未だ新しいモノなのでしょう。

ネットでいろいろ調べてみたところ、純正ホイールそのままの型で作成されたレプリカが、海外では純正として販売されているようです。

今回撮影したランチャ デルタは、3ナンバーで5穴ハブを持つものなので、HFインテグラーレ16vエヴォルツィオーネであることは間違いありません。

だからランチャ デルタ HFインテグラーレ16vエヴォルツィオーネ(多分)としたわけなのです。

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