BBS スバル GDBインプレッサ 純正オプション 17inch 8J offset+53mm PCD114.3m- 5H 重量計測結果
今回重量計測結果を公開したBBS製の鍛造1ピースホイールは、スバル GDBインプレッサの純正オプション設定のホイールですので、このホイールの発売元はスバルということになりますね。
スバル GDBインプレッサのオプションにBBSの鍛造1ピースホイールが採用されたのは、2002年11月のマイナーチェンジによって、通称涙目タイプのヘッドライトが採用されたC型からですが、その当時GDBインプレッサのPCDはスバル伝統の100mm-5Hタイプでした。
GDBインプレッサのD型もPCD100mm-5Hのままでしたが、2004年6月に実施されたマイナーチェンジでE型にバージョンアップする際、100mm-5Hから114.3mm-5HにPCDが変更されたため、純正オプションホイールであるBBSもPCD114.3mm-5Hに変わっています。
スバルGDBインプレッサのオプションBBSホイールには、C・D型用のPCD100-5HタイプとE型用の114.3mm-5Hタイプが存在していますが、今回重量計測結果を公開したGDBインプレッサ 純正オプションのBBSは114.3mm-5HタイプなのでE型用であることが分かります。
このホイールの重量を計測してみたところ8.70kgとなりましたので、重量的には普通のホイールと認定しました。
この重量計測結果を見ると、「BBSの鍛造1ピースホイールなのに結構重たいな・・・」と思いますよね?
これまで何回か純正ホイールの重量計測結果を公開してきましたが、いずれのホイールもそれ程軽くはありませんでした。
その理由は、自動車メーカー自らが販売する純正ホイールは、軽さだけでなく剛性も求められ、社外のホイールのように軽量を追い求めることは出来ず、剛性面おいてマージンを確保せざるを得ないため、このような重量になるからだと考えられます。
BBS スバル インプレッサ(GDB型) 純正オプション 重量計測結果
17inch 8J offset+53mm PCD114.3m- 5H(鍛造1ピース アルミバルブ付き、バランスウエイト無し)8.70kg
スバルと言えば、ホイールはOZと思ってしまう人は多いのではないでしょうか?
「WRCスバルチームのホイールサプライヤーがOZからBBSに変わったことに伴って、市販車であるGDBインプレッサSTIの純正オプションホイールもBBSに変わった」とばかり私も思っていましたが、いろいろ調べてみたところ、WRC2004年シーズン前半まではOZで、後半からBBSにスイッチしたとのことなので、市販車の方が早くBBSへスイッチしていたことが分かりました。
GDBインプレッサがデビューした時点で、純正オプションホイールにOZが採用されなかったのは、近い将来WRCでBBSに変更することが分かっていたからなのでしょうか?
私を含め、スバルと言えばOZと思っている人が多かった当時、インプレッサを購入しようとしていた人たちは、「何故OZじゃなくてBBSなの?」と不思議に思っていたかもしれませんね…