ホンダ シビック タイプR(FL5型)純正ホイール 19inch 9.5J offset+60mm PCD120mm-5H重量計測結果
いつもお世話になっている某ガレージの廃品置き場に、何やら大口径でマットブラックのホイールが転がっておりました。
手に取ってみれば、なんと、(この原稿を書いている時点での)最新式のシビック タイプRである、FL5型の純正ホイールじゃありませんか。
酷いガリ傷が入ったので廃棄処分となったとのことなのですが、速攻で撮影の許可をいただき、自宅に戻って秤を持ち出して来て撮影したという次第なのです。
酷いガリ傷が付いていますが、割れたり欠けたりしていないので、それほど重量に変化は無い状態だと思います。
このホイールの重量を計測してみたところ、12.30kgとなりました。
ホンダ シビック タイプR(FL5型)純正ホイール重量計測結果
19inch 9.5J offset+60mm PCD120mm-5H(鋳造1ピース アルミバルブ付き、30gバランスウエイト付き)12.30kg
当サイトでは19インチホイールの計測データ数が少ないため軽量ホイール・超軽量ホイールの定義は定まっておりません。
リムの外径が1インチ小さい18インチでは、8Jを想定して8kgを境に「超軽量」、「軽量」、「普通」を認定しているので、それに倣えば19インチは8.5Jのリム幅を想定して、9kg未満を「超軽量」、9kg以上10kg未満を「軽量」、10kg以上を「普通」と認定することになります。
その基準に照らし合わせれば、今回重量計測結果を公開したホンダ シビック タイプR(FL5型)純正ホイールは、重量的に普通のホイールであると言えるでしょう。
リム幅が9.5Jと極太なせいもあるかと思いますが、それにしてもちょっとばかり重いですね…
そんなホンダ シビック タイプR(FL5型)純正ホイールなのですが、このホイールを製造しているのはどこだと思いますか?
因みに、DC2/DB8型インタグラ タイプRの純正ホイールは、TC-005を製造していた「ASAHI TEC」に、
ホンダ インテグラ タイプR(96SPEC)純正 15inch 6J offset+50mm PCD114.3mm-4H重量計測結果
EK9型シビック タイプRの純正ホイールは「ENKEI」に製造委託されていました。
ホンダ シビック タイプR(EK9型)純正 15inch 6J offset+50mm PCD114.3mm-5H重量計測結果
その答えは光生アルミニューム工業株式会社です。
2023年の東京オートサロンの光生アルミニューム工業のブースには、ホンダ シビック タイプR(FL5型)純正ホイールが展示されており、ブーススタッフの方に確認しましたので間違いありません。
TOKYO AUTO SALON 2023 ホイールレポート 本編 国内メーカーの2023年新作ホイールについてレポートしています。
このホイールはリバースリムで、フルーフォーミング製法で作られらたものだというスタッフの方のお話でした。
ホイールのハブ接合面に「KO 1」とも読める刻印がありますが、これも光生アルミニューム工業製を示すものなのかもしれませんね。