ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集 Vol.118 ジャガー MkⅡ コンバーチブル
ホェールウォッチングじゃなくて、ホイールウォッチングです。
レアな車に装着されているホイールは、車同様にレアなホイールなので、街中で見かけたらそれらを撮影し、順次画像をアップしていく企画です。
第118回は、2023年4月23日の首都高速大黒PA取材で撮影したジャガー MkⅡ コンバーチブルです。
1959年10月に登場したジャガーMk2を簡単に言うと、その4年前に発表されたジャガー MkⅠをベースに、従来のエンジンラインナップに加え、ジャガー・マークIX用の3,781ccXKエンジンを搭載したモデルです。
ディスカバリーチャンネルで放送されているバラエティ番組、『名車再生!クラシックカー・ディーラーズ』の中で、マイク・ブルーワーが「ギャング御用達の逃走用車両」みたいなことを言っていたのを覚えています。
その理由は、大人4~5人が乗車でき、奪った金品を入れるトランクがあり、強力なエンジンを搭載しているのでスピードも出るからなのだそうです。
逃走用車両としては理想的なジャガー MkⅡは、犯罪者追跡用の車両として警察にも採用されることとなります。
そんなジャガー MkⅡは4ドアセダンのみで、今回撮影した個体の様に2ドアコンバーチブルモデルは存在しないのです。
一瞬、光岡のビュートの様に、何か他の車種をベースにしているパイクカーの一種かとも思いました…
いろいろ調べてみたのですが、今回の個体はイギリスのVICARAGEというコーチビルダーの手により、2ドアコンバーチブル化されているのだと思われます。
http://vicarage.co.uk/gallery.html
装着されているホイールは、ジャガーの刻印が入ったセンターロック式のワイヤーホイール。
装着しているタイヤのサイズは、残念ながら画像からサイズ表記を読み取れなかったため分かりません。
センターロック式のワイヤーホイールについては、アフターマーケットでジャガー用パーツは豊富ですから、ジャガーの刻印が在るからと言って純正ホイールとは言い切れないです。
でも、ピカピカで綺麗ですよね。
今回撮影したジャガー MkⅡ コンバーチブルに良く似合っています。
ジャガー Eタイプもそうでしたが、古いジャガーはセンターロック式のワイヤーホイールが良く似合いますね。