OZ SUPER TURISMO EVO FORGED MODEL 17inch 8J offset+43mm PCD100mm-5H 重量計測結果
OZ SUPER TURISMO EVOは、グループAレギュ―レーション時代のWRCで活躍していたスバルGC8型インプレッサのラリーカー装着されたOZ製ターマック用ホイールのレプリカ版です。
そのためGC8型インプレッサ用定番ホイールとも言われた存在です。
WRCに出場していた本物のグループAインプレッサに装着されていたターマック用ホイールは、恐らくマグネシュウムの鍛造1ピースでしょうが、市販モデルのOZ SUPER TURISMO EVOの大半はアルミ鋳造の1ピースホイールになっています。
ですが、ごく限られた時期に限定版としてFORGED MODEL、即ち鍛造製のものが販売されていたようです。
今回重量計測結果を公開するのは、その限定版OZ SUPER TURISMO EVO FORGED MODELとなります。
このホイールの重量を計測してみたところ7.90gとなりましたので、軽量ホイールと認定しました。
OZ SUPER TURISMO EVO FORGED MODEL 重量計測結果
17inch 8J offset+43mm PCD100mm-5H(鍛造1ピース、アルミバルブ付き、20gバランスウエイト付き)7.90kg
当サイトでは、鋳造製の一般的なOZ SUPER TURISMO EVOの重量を計測して過去に公開しています。
OZ SUPER TURISMO EVO 17inch 7J offset+48mm PCD100mm-5H 重量計測結果
鋳造版OZ SUPER TURISMO EVOは、17インチとしてはやや細めな7Jのリム幅にも関わらず9.00kg、対して鍛造版のOZ SUPER TURISMO EVO FORGED MODELは、17インチホイールとしてはやや太めな8Jながら7.90kgで、軽量ホイールと認定されています。
鍛造版は、鋳造版と比べて1インチもリム幅が太いのに、1.0kg以上軽いのです。
流石は鍛造製ですよね。
古いホイールと言うこともあるので、OZ SUPER TURISMO EVO FORGED MODELについては、現時点であまり情報が無いのですが、ネットを検索してみたところ、2001年末に限定発売されたようだと分りました。
資料用として古本屋で買った手持ちの古い自動車雑誌を探してみたら、某競技系自動車雑誌2002年5月号の広告に、スバルGDB型インプレッサ用として販売されているのを発見しました。
また、資料がないので断言できませんが、鍛造版のOZ SUPER TURISMO EVO FORGED MODELは、リムの刻印の特徴から、鍛栄舎製なのではないかと思っています。