GRカローラのPCDについて やっぱりGR Yarisと同じでした。
2022年6月に発表会が行われたトヨタGRカローラ。
その時「新型トヨタGRカローラが日本国内でついにお披露目 PCDは114.3mm、それとも100mm?」という記事を書いています。
発売間もないことと、抽選でなければ手に入らないとも聞いているトヨタGRカローラは、実車を目にする機会も無く、PCDを計測するなんてことも出来ていませんでした。
ですが、東京オートサロン2023の会場には、そのトヨタGRカローラが数台展示されていると事前の情報で知り、PCDゲージを持参してGRカローラを探してみたのです。
で、その結果、計三台のGRカローラのホイール情報を得ました。
PCDだけじゃなく、装着しているホイールのスペックについても、いくつか分かったことがあるので公開したいと思います。
先ず、TOYOTA GAZOO Racingのブースで見つけた「GR COROLLA AERO CONCEPT」です。
こちらに装着されているホイールをゲージで計測したら、PCDは114.3mm-5Hでした。
ブースにいたスタッフの方に聞いたところ、車体のサイズが異なるため、ドライブシャフトやプロペラシャフトの長さは異なるものの、GR Yarisの駆動系に近いものを使って作られているとのことでした。
ならばPCDは当然114.3mm-5Hになりますよね。
「GR COROLLA AERO CONCEPT」に装着されていた、「TOYOTA GAZOO Racing」のロゴが刻印された見慣れぬホイールについても、ブースにいたスタッフの方から情報を得ることができました。
このホイールはBBS製の鍛造ホイールで、外径18インチ、リム幅8.5J、インセット30mmでPCD114.3-5Hとのことでした。
純正オプション設定のホイールなのではないでしょうか。
だとすれば、このサイズがトヨタGRカローラの純正ホイールサイズそのものなのだと思われます。
続いて、同じくTOYOTA GAZOO Racingのブースに展示されていた「ORC ROOKIE GR Corolla H2」です。
こちらは市販モデルではなく、水素エンジンを搭載したレース専用車両ですが、そのPCDをゲージで測ってみたところ、市販モデルと同じ114.3mm-5Hでした。
PCDは同じ114.3mm-5Hではありますが、大きく張り出したフェンダーに収められたRAYSのホイールはかなり太めのようですね。
そして市販モデルでもう一台、BLITZ のブースに展示されていた「BLITZ GR COROLLA Concept」です。
こちらは、ホイールのスペックが明記されていました。
装着されているホイールはENKEIのNT03RRで、そのサイズは外径18インチ、リム幅9.5J、インセット27mmとなっていました。
ちゃんとセッティングすれば、純正ホイールサイズより1J太くても履けるってことなんですかね。
さて、少しですがGRカローラのホイールについての情報が分かってきました。
今後も調査を続け、近い将来にはGRカローラのツライチサイズを考察してみたと思っていますのでご期待ください。