ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集 Vol.48 Gr.Aトヨタ セリカGT-Four ST165 1990年サファリアラリー優勝車

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ホェールウォッチングじゃなくて、ホイールウォッチングです。

レアな車に装着されているホイールは、車同様にレアなホイールなので、街中で見かけたらそれらを撮影し、順次画像をアップしていく企画です。

第48回も東京青海にあるTOYOTA MEGA WEBのHISTORY GARAGE内に展示してあったグループA参戦車TOYOTA CELICA GT-Four ST165です。

 

Gr.A TOYOTA CELICA GT-Four ST165

 

有り余るパワーと引き換えに凄惨な事故が続いたグループBレギュレーションに代わり、規定台数5000台の生産という条件をクリアした市販車ベースのグループAレギュレーションが採用されたWRCに、トヨタは1988年からこのST165型セリカで参戦することになりましたが、その当時の覇者、ランチャの牙城を崩すことはなかなかできず、参戦3年目の1990年、ついにカルロス・サインツがタイトルを奪取します。

この年はエースドライバーのカルロス・サインツ(F1ドライバーであるカルロス・サインツJrの父ちゃん)がアクロポリス、ニュージーランド、1000湖、RACで4勝を挙げ、加えて、サファリで4回、アイボリーコーストで3回の勝利を刻んだアフリカンイベントマイスターともいえるビヨルン・ワルデガルドによりサファリでも1勝を挙げているのです。

 

Gr.A TOYOTA CELICA GT-Four ST165 前輪

 

今回撮影したGr.A TOYOTA CELICA GT-Four ST165は、ビヨルン・ワルデガルドの手により1990年のサファリで優勝を飾った車両そのものです。

この車両はOZ製のグラベル用ホイールを装着されていますが、それに組み付けられたピレリ製グラベルタイヤには、僅かに15という表示が見切れていますので、15インチホイールであることが分かります。

トヨタのWRC参戦車は、この時代からSPEEDLINEからOZにスイッチしたのですかね。

WRCにおけるセリカの活躍によるものなのか、1990年代前半には、OZのこのデザインのホイールが流行っていたことも思い出しました。

市販車のST165型のセリカGT-FourがPCD100mm-5Hであるのに対し、Gr.A TOYOTA CELICA GT-Four ST165は4穴となっています。

残念ながら規制線で仕切られ、離れているため実際にPCDを測定することは出来ませんでしたが、恐らくPCD114.3mm-4Hだと思います。

その根拠は…、「ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集 Vol.16」をご覧頂ければわかると思います。

ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集 Vol.16 Gr.Aトヨタ セリカGT-Four ST205 1995年コルシカラリー優勝車(レプリカ)

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