鍛造ホイールの代名詞、鍛栄舎のTWSとは別物、紛らわしいTSWのロータリーフォージド製法のホイール

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鍛造ホイールと言えばRAYSと双璧をなすTAN-EI-SYA(旧鍛栄舎)ですが、その関連会社であるTAN-EI-SYA WHEEL SUPPLYがプロデュースし発売しているTWSは、超軽量な鍛造ホイールとして人気の高いブランドです。

そのTWSとよく似た名前のTSWというホイールブランドをご存知でしょうか。

WとSが入れ替わっているだけなんですが・・・

 

はじめてTSWのホイールを見かけたときは、「TWSのパクリ?」なんて思っていたのですが、どうやらそうでもないのです。

定評ある海外自動車部品を扱う阿部商会からも販売されているホイールであると知り、興味がわいてきたのでちょっとばかり調べてみました。

TSWは、南アフリカで創業されたタイガーホイール社が、アフターマーケット向けにリリースしたホイールブランドで、TSWは「Tiger Sports Wheels」の略なのだそうです。

タイガーホイール社は1967年に設立された後、1970年に南アフリカのF1ドライバーであるエディー・カイザンによって買収され、彼がレースで培ったノウハウを活かしてその後大躍進を遂げたのだそうです。

TSWは、同社のスポーツホイールブランドとして世界中にリリースされ、日本でも阿部商会含め複数の企業から、主に欧州車向けのホイールが販売されているようです。

TSWの歴史は意外に古く、TWSより先に存在しているので決してTWSを騙った訳では無いのでしょう。

とは言え、アルミホイールに詳しくない人にとって、TWSとTSWを見分けるのはかなり難しいですよね?

TSWの分かり難い点は、ブランド名だけではありません、TSWの独自製法の名前も分かり難いのです。

TSWからリリースされているホイールのいくつかには、ロータリーフォージド(ROTARY FOGED)という製法で作られているとの説明が付けられています。

このROTARY FOGED製法が曲者なのです。

FORGEDとあることから、てっきり鍛造ホイールだと思い込んでしまいますよね?

でも、それは誤りなのです。

FORGEDと表記されていながら、この製法はスピンニングによりリムを延圧するフローフォーミングのことなので、鍛造ホイールではなく、スピンニングによるリム延圧のフローフォーミングによって製造された鋳造ホイールなのです。

ホイールに詳しい人であっても、「TSW」、「ROTARY FOGED」の文字を見れば、鍛栄舎製の鍛造ホイールだと思えてなりませんが、別会社の鋳造ホイールであることに注意する必要があると思っています。

TSWはTWSとは別のブランドで、ロータリーフォージド製法という一見鍛造と思えるのホイールを販売しているのですが、ロータリーフォージド製法は、FORGEDという表記がありながら、鋳造ホイールのフローフォーミング製法の一種である点にご注意ください。

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