ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集 Vol.34 1966年フォーミュラワン選手権参戦車Honda RA273
ホェールウォッチングじゃなくて、ホイールウォッチングです。
レアな車に装着されているホイールは、車同様にレアなホイールなので、街中で見かけたらそれらを撮影し、順次画像をアップしていく企画です。
第34回は、東京青山のホンダ本社ビルのウエルカムプラザ青山に展示されていた1996年のF1参戦車両、Honda RA273です。
Honda RA273の前モデル、RA272を駆るリッチー・ギンサーの手により、1965年にホンダは初の栄冠を手にしますが、翌年にはレギュレーションの変更により、1.5リッターエンジンを搭載したHonda RA272から3リッターエンジンを搭載するHonda RA273にスイッチすることになります。
今回撮影したのは3リッターエンジンを搭載し、1966年のF1に参戦したHonda RA273の18号車です。
Honda RA273のホイールを見ると、驚くべきことに6穴ホイールでした。
このホイールの刻印は凸状になっていることから、鍛造ホイールではなく、鋳造ホイールである可能性が高いと思います。
フロントが6.00-15、リアが8.00-15と表記されたタイヤのサイドウォールの情報から、前後共に15インチホイールであることは間違いないと思います。
フロントホイールは画像で見る限り、その刻印から15インチホイールでオフセットが4であることは判明しましたが、リム幅は分からないのが残念です(リアホイールには刻印情報がありませんでした)。
6穴ホイールのPCDを確認したかったのですが、生憎PCD計測器を持っていないので、先ずはボールペンで測ってみたのですが、これでは全く分かりません。
仕方がないのでウエルカムプラザ青山のグッズショップのスタッフの方にスケールの類を借りようとしたところ、お手ごろな木製定規が販売されているのを発見しました。
これを使って計測してみたところ10㎝でした。
RA273のPCDは100mm-6Hということになりますね。