ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集 Vol.22 マセラティ レヴァンテ
ホェールウォッチングじゃなくて、ホイールウォッチングです。
レアな車に装着されているホイールは、車同様にレアなホイールなので、街中で見かけたらそれらを撮影し、順次画像をアップしていく企画です。
第22回は、都内某所で展示されているのを見かけたマセラティ レヴァンテです。
地中海を跨いで吹く風の名前「レヴァンテ」がブランド名の由来となっているこの車は、2016年3月のジュネーブモーターショーでワールドプレミアされた、マセラティにとって初のSUVなのです。
マセラティ レヴァンテのエンジンラインナップは、デビュー当初V型6気筒エンジンとV型6気筒ツインターボエンジン、V6気筒ディーゼルツインターボでしたが、後にフェラーリ謹製3.8リッターV8ツインターボが搭載された「レヴァンテGTS」と、そのV8ツインターボエンジンをさらにレヴァンテ用に仕立て直した最上級グレードの「トロフェオ」が追加されました。
トロフェオは、BS日テレで放送されているおぎやはぎの愛車遍歴6月29日放送回「スピンオフ企画 高級SUV特集」でも取り上げられていましたが、フェラーリ製のエンジンを積んでいることもあり、非常に高価なSUVになっています。
車両を360度見てみましたが、そのグレードが分かるようなものが無かったため、今回撮影したレヴァンテがどのグレードかは分かりませんでした。
今回撮影した車両のタイヤの画像では、フロント265/35-ZR22、リア295/30-ZR22とラベルされています。
調べてみたら、レヴァンテに装着されるタイヤの中で22インチは最大サイズのようで、そこから考えると、今回撮影したレヴァンテはトロフェオの可能性が高いとを思われます。
また、PCDは114.3mm-5Hタイプであることがわかりました。
マセラティ レヴァンテは4WDなのですが、前後異サイズのタイヤを履いているのですね。
やはりフェラーリ製V8エンジンのフルパワーを受け止めるには、リアには太めのタイヤが必要だということなのでしょうか。
ホイールサイズとは対照的に、赤く結晶塗装されたキャリパーとディスクで構成されるブレーキなのですが、ホイールサイズと比べるとブレーキディスク径は小さい目で、トロフェオだからといって独自に強化されたブレーキを採用しているわけではないようです。
特にリアのブレーキディスクは小さく22インチホイールだと隙間の大きさが目立ってしまっています。