BRIDGESTONE POTENZA RW006 16inch 6J offset+42mm PCD100mm-4H 重量計測結果
ブリジストンからはProdriveブランドが発売されていますが、今回重量計測結果を公開するのは、POTENZAブランドのアルミホイールとしては前作R5以来約18年ぶりの復活となるRW006です。
POTENZAとは、イタリア語で「力」を意味する言葉ですが、ブリジストンにおけるPOTENZAは、RE-71Rに代表されるリアルスポーツという領域をカバーするブランドになります。
そのPOTENZAのブランド名が冠されたホイールとしては、SW005、SW010と、このRW006が発売されていますが、中でもRW006は、RE-71Rに相対するリアルスポーツホイールという位置付けで、SW005やSW010がフローフォーミング製法による鋳造ホイールであるのに対し、RW006だけは鍛造製法を採用しています。
鍛造製法の採用だけでなく、スポークサイドの剛性面に影響のない部分にカット(溝)を入れることで駄肉を排除し、一層の軽量化を図るコダワリや、タイヤの滑りを防止するアンチスリップ処理(≒ローレット加工のこと?)やリムビードシート部の加工が施され、限界走行が繰り返される状況においても安定した接地性を維持できるような加工が施されているため、正にリアルスポーツに相応しいスペックのホイールだと言って良いでしょう。
このホイールの重量を計測してみたところ、5.50kgとなりましたので超軽量ホイールと認定しました。
BRIDGESTONE POTENZA RW006 重量計測結果
16inch 6J offset+42mm PCD100mm-4H(鍛造1ピース アルミバルブ付き、バランスウエイト無し)5.50kg
最近はリッタークラスのコンパクトカーでも16インチホイールを装着するため、リム幅が7Jよりも細いものが増えてきました。
今回重量計測結果を公開したこのホイールもその類だと思います。
16インチは7Jを想定して「超軽量」、「軽量」、「普通」を認定していますが、それと比較して今回重量を計測したPOTENZA RW006は、6Jとリム幅が細いので、重量認定においては少し有利になります。
このホイールだけでの軽量ホイール認定するはちょっと無理があるかもしれません。
できれば今後このサイズ以外ににもPOTENZA RW006の重量をいくつか測ってみたいものです。
POTENZA RW006のデザイン特徴は、シングルスポークとツインスポークを掛け合わせたアグレッシブなデザインですが、これはRE-71Rのグルーブ(タイヤの溝)にインスパイアされたものであるとのことです。
POTENZA RW006のカラーラインナップは、フラットブラック、レーシングシルバー、レーシングパールレッドの3種で、今回重量計測結果を公開したこのホイールは、レーシングシルバーになります。
因みに、サイズ表記がリム端に刻印されている特徴から、POTENZA RW006は鍛栄舎製であると言って間違いないでしょう。