RAYS VOLK Racing TE37 17inch 8.5J offset+42mm PCD120.65mm-5H 重量計測結果

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RAYS VOLK Racing TE37 17inch 8.5J offset+42mm PCD120.65mm-5H 重量計測画像

RAYS VOLK Racing TE37に関する投稿は、今回で11回目なので、その説明ついては過去のものを引用します。

『RAYSを代表するブランドで、1990年代後半には既に存在し、超軽量な鍛造ホイールのはしりとも言えるTE37は、20年以上経った現在も第一線級の超軽量ホイールとして存在しています。

TE37がエポックメイキングだったのは、ブランド名に重量を表記して軽量さをアピールすることでした。TE37は15インチ6Jサイズで3.7kgであることから付けられたブランド名なのだそうです。RAYSのTE37発売以降、タケチプロジェクトのCP-035やSPOONのSW388等、軽量さをブランド名でアピールして登場しましたが、ブランド名に重量を記載したのはRAYSのTE37が最初だったと思います。』

このホイールの重量を計測してみたところ、7.60kgとなりましたので、軽量ホイールと認定しました。

17インチは7.5Jを想定して「超軽量」、「軽量」、「普通」を認定していますが、今回重量を計測したTE37は、8.5Jとリム幅が太いこともあり、重量面でちょっと不利ですね。

※軽量ホイール・超軽量ホイールの定義はこちら

RAYS VOLK Racing TE37 17inch 8.5J offset+42mm PCD120.65mm-5H(鍛造1ピース アルミバルブ付き、20gバランスウエイト付き)7.60kg

17インチホイール重量ランキングはこちら!

今回重量計測結果を公開したPCD120.65mm-5H サイズのRAYS VOLK Racing TE37は、なんの車両に使用されていたものか分かりますか?

このTE37はC4コルベットもしくは4代目カマロ向けのサイズ設定で、C4コルベットのフロントに使用されていたのだそうです。BMW用のPCDと比べ、少しだけ大きいPCD120.65mmは、シボレーなどの米国車に採用されているもので、4インチ+3/4インチをミリメートル換算しているからこんなに中途半端な値になるのです。

※豆知識「何故PCDは114.3mmとか、112mmとか中途半端な値なのか?」はこちら!

120.65mmなんてPCDは、TE37に標準でラインナップされていないサイズなので、このTE37は、恐らく受注生産によるものだと思われます。輸入車の様にレアなPCD値の車種ですと、標準品でPCDが合うホイールが存在しないことがありますが、一定数のオーダーを纏め生産最低ロット数を確保することが出来れば、ホイールメーカーは受注生産に応じる事もあるようです。オーナーズクラブや特定車種のメンテナンス・改造に強みを持つショップで、仲間や客を募ってオーダーするなんてことがよくあるパターンのようです。コルベットや、カマロのようにレアな車種にとって、PCDチェンジャー無しで履けるこのTE37は貴重な存在ですね。

 

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VOLK Racing TE37重量まとめはこちら!

 

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