ENKEI Racing NT-03 17inch 9J offset+45mm PCD114.3mm-5H 重量計測結果
ENKEI Racing NT-03の重量計測結果の投稿は今回が2回目です。ENKEI NT-03の説明については、以前と同じものを修正して以下に再記しておきます。
「ENKEI Racing NT-03は、10本のスポークを繋ぐ形で、リムの内側をグルっとブレースリングが通っている特徴的なデザインのホイールです。
まるで蜘蛛の巣のような形状をしたホイールですが、このブレースリングがある為に、走行時に大きな力が加わっても真円性が保たれ、ホイールの強度を高めることができるそうです。
ENKEI Racing NT-03は、耐久レースやGT選手権等のツーリングカーレースで高いシェアを誇っていた時期がありますが、競技走行中の高い負荷に負けない剛性の高さがコンペティションシーンで選択された理由なのではないでしょうか。」
このホイールの重量を計測してみたところ9.00kgとなりましたので、重量的には普通のホイールと認定しました。
ENKEI Racing NT-03 17inch 9J offset+45mm PCD114.3mm-5H（鋳造1ピース、アルミバルブ付き、センターキャップ付き、40gバランスウエイト付き）9.00kg
17インチは7.5Jを想定して「超軽量」、「軽量」、「普通」を認定していますが、今回重量を計測したNT-03は、9Jとリム幅がかなり太いこともあり、重量面で不利だったのかもしれません。
ENKEI のサイトを見ると、NT-03は1998年に誕生と書かれています。20世紀のホイールには、軽量化の波がまだ来ていなかったということなのかもしれません。
しかし、多くのレースカーに採用されていたことを考えると、重量よりも、剛性の高さが、NT-03を選ぶ理由になっていたと思います。
NT-03は、その後もNT-03+M、NT-03RRと進化を続け、今もコンペティションシーンで多くの車両に装着されています。
最近ではレース以外のドリフト選手権D1でもNT-03RRが使用されているのが確認されています。
ENKEI NT-03 の別サイズ 17inch 8J offset+45mm PCD114.3-5H 重量計測結果はこちら
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