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アルミホイールは車種によって装着できるサイズが異なります。

 

おまけにカッコ良さを重視したツライチセッティングともなりますと、サイズ選択を間違えれば、車体からはみ出してしまったり、フェンダーやサスペンションに干渉してしまう等のトラブルを招きかねません。

 

社外ホイールを購入する場合は、ホイールメーカーの適応サイズ情報に従って購入するのが一番無難な選択でしょう。

 

それ以上にツライチを目指すとしたら、サイズ選択が非常に重要になってくるのですが、そういった情報がまとめられているわけではないので、探すのには結構骨がおれるのです。

 

当サイトでは、車種ごとに純正ホイールサイズと、主要ホイールブランドにおける適応サイズを纏めていくことにしました。

 

第8回の対象車種には先ごろ生産が終了し、在庫も完売となった世界に類を見ないマイクロミッドシップスポーツ、JW5ホンダS660を選んでみました。

 

JW5ホンダS660は、エンジンをミッドシップしているがゆえに、前後重量配分はリア寄り。

 

そのため装着するタイヤも前後異径サイズとなります。

 

さて、そんなJW5ホンダS660に使用可能なホイールサイズはどのようなものなのでしょうか。

 

JW5ホンダS660 の純正ホイールサイズ

 

先ずは、基準となるJW5ホンダS660の純正ホイールのサイズを確認してみます。

 

フロント:15inch 5J offset+45mm PCD100mm-4H

リア:16inch 6.5J offset+50mm PCD100mm-4H

 

因みにハブ径は56mmとなっています。

 

JW5ホンダS660の純正ホイールにおけるハブ接合面から内外両側のリムまでの距離

 

次に、基準となる純正アルミホイールのサイズから、内外のリムがどの位置にあるのかを確認しておきましょう。

 

純正ホイールは道路交通法上問題のないサイズに設定されています。

 

フロント5Jのリム幅をミリ単位に換算すると、127.0mm(25.4×5)になります。

リア6.5Jのリム幅をミリ単位に換算すると、165.1mm(25.4×6.5)になります。

 

フロントでは、ホイールのリム幅の中心線は、内外のリムから、127.0mmの半分となる63.5mmのところにありますが、ハブ接合面は外リム側に45mmオフセットしているので、ハブから外側のリムまでの距離は63.5-45=18.5mm、逆に内側のリムまでの距離は63.5+45=108.5mmとなります。

 

リアでは、ホイールのリム幅の中心線は、内外のリムから、165.1mmの半分となる82.55mmのところにありますが、ハブ接合面は外リム側に50mmオフセットしているので、ハブから外側のリムまでの距離は82.55-50=32.55mm、逆に内側のリムまでの距離は82.55+50=132.55mmとなります。

 

JW5ホンダS660の純正ホイールのサイズから、装着に支障がないセイフティサイズを導き出すとしたら、フロントはハブ接合面から外側に18.5mm、内側に108.5mmの範囲に収まるホイールサイズ、リアはハブ接合面から外側に32.55mm、内側に132.55mmの範囲に収まるホイールサイズならば、装着に関して何ら問題はないと判断できますね。

 

通常だと、大抵の国産車の場合は、太さ8-10mm位はあると思われるタイヤチェーンを取り付けたとしても、特に問題が起きないよう純正ホイールのサイズは設定されているため、タイヤチェーンの太さ分くらい外に出る範囲に収まるサイズならば、まず問題が起きない「セイフティサイズ」と言えるのですが、ミッドシップでリア駆動のJW5ホンダS660 は、チェーン装着を前提としていない可能性もあります。

 

その場合は、もしかすると純正ホイールサイズが限界サイズとなることも有り得ると思います。

 

ホンダ純正ホイールではありませんが、ホンダ系チューニングパーツメーカーであるMUGENから発売されている「MUGEN FR8」という鍛造ホイールがあり、そのサイズはこんな感じです。

無限 MUGEN FR8

フロント:15inch 5.5J offset+45mm PCD100mm-4H

リア:16inch 6.5J offset+50mm PCD100mm-4H

 

チューニングパーツメーカーとは言えMUGENはホンダ直系なので、車検に通らないホイールは販売しないと考えれば、このサイズが、リムが一番太くて外側に出るけれど、問題のないサイズなのかもしれません。

 

「MUGEN FR8」と純正ホイールサイズを比較すると、フロントはオフセット値が同じで、リム幅が0.5J=12.7mm太いので、内外に12.7mmの半分、6.35mmリムが外に出ます。

 

リアは純正ホイールと全く同サイズということなので、純正より太いホイールを履くだけの余裕が無いということなのかもしれません。

 

 

それでは、上記を踏まえてJW5ホンダS660用の社外ホイールのサイズを見ていきましょう。

 

※2021年3月20日時点の情報です

 

JW5ホンダS660社外ホイールのサイズ

 

ホイールメーカーを代表して、鍛造ホイールの代名詞とも言うべきRAYSと、鋳造ホイールの代表ENKEIの製品の中から、スポーツホイールと思われるブランドの適応サイズ情報を見て、JW5ホンダS660用のものをフロント用とリア用に分けてピックアップしてみました。

 

付記されている注記の意味は以下の通りです。

 

RAYSホイールの注記は、

* はフェンダーから突出及び干渉するおそれがあることを意味しています。

**はフェンダーから突出するので、装着には十分注意する必要があることを意味しています。

-は突出する量不明となっています。

 

ENKEIホイールの注記は、

Cr.フェンダーからの突出に注意する必要があることを意味しています

 

RAYSもENKEIも、注記の後のFはフロント側、Rはリア側を意味しています。

また、これら注記は、車高やキャンバー角の設定など、全て純正設定を前提としてつけられていると思われます。

 

RAYSは、以下の様な注釈を入れてマッチング情報を公開しています。

「マッチングリストに記載の、各車種マッチングサイズや各サイズ対応車種につきましては、各車両装着想定に基づくサイズで、法令で定められた車検・点検に合格保証するものではございません。また、車両誤差や装着タイヤメーカー、サイズにより装着サイズも変化致します。あくまで参考サイズとお考えください。尚、タイヤを装着する前に必ずホイール単体にて実車テストとして仮当てをし、ブレーキキャリパー、タイロッド、ダストカバー等への接触がないことを確認してください。実際のご購入・装着に関しましては、お近くのプロショップへご相談くださいますようお願い致します。

同様に、サイト内に出てくる装着ギャラリー掲載写真の車両は、ローダウン・スペーサー挿入・オーバーフェンダー化等、足回りや車両に変更を施している場合や、日本国外の装着例も含まれていますので、必ずしもマッチング対象車種例と整合していない場合がございます。予めご了承ください。」

 

ENKEIも注意喚起のため、似た様な文章をサイト内に記載しています。

 

RAYSとENKEIのスポーツホイールでは、フロント用として下記8サイズ、リア用として下記14サイズがJW5ホンダS660用として明記されていました。

 

サイズの後ろの赤字の数値は、純正ホイールと比較して、どれだけ表リムが外に出るかを表しています。

 

純正サイズと同じ01.ならば0mm、純正ホイールより0.5j太い04.ならば、1インチ25.4mmの半分の12.7mm表裏外に出るので、表リムだけでみればその半分の6.35mm外にでることを意味しています。

 

JW5ホンダS660用社外ホイール フロント用

 

01.15inch 5J offset+45mm PCD100mm-4H 0.0mm

ENKEI Performance Line PF01

ENKEI Performance Line PF03

ENKEI Performance Line PF05

ENKEI Performance Line PF07

ENKEI Performance Line PF09

ENKEI Performance Line PFM1

 

02.15inch 5J offset+43mm PCD100mm-4H 2.0mm

RAYS 57C6 UNLIMIT EDITION:*F

RAYS 57C6 TIME ATTACK EDITION :*F

 

03.15inch 5.5J offset+45mm PCD100mm-4H 6.35mm

ENKEI Performance Line PFM1

RAYS TE37KCR 2020

RAYS TE37 SONIC:**F

RAYS TE37 KCR BZ EDITION

 

04.15inch 6J offset+45mm PCD100mm-4H 12.7mm

ENKEI Performance Line PF03:CrF

ENKEI Performance Line PF07:CrF

ENKEI Performance Line PFM1:CrF

 

05.15inch 6J offset+42mm PCD100mm-4H 9.35mm

ENKEI Performance Line PF09:CrF

 

06.15inch 6J offset+40mm PCD100mm-4H 11.35mm

ENKEI Performance Line PF05:CrF

 

07.16inch 5J offset+45mm PCD100mm-4H 0.0mm

ENKEI Performance Line PF01

ENKEI Performance Line PF07

 

08.16inch 5.5J offset+45mm PCD100mm-4H 6.35mm

ENKEI Performance Line PF05

ENKEI Performance Line PFM1

 

JW5ホンダS660のフロント用サイズとして設定されているホイールブランドを見ると、数が少ないと思いますね。

 

その中で、RAYSのブランドに絞ってみると、TE37KCR 2020とTE37 KCR BZ EDITION以外は、フェンダーからの突出、もしくはそのおそれがあるとの注記が付いています。

 

特にサイズNo.02を見ると、純正サイズと比較して2mmしかリムが外に出ないにもかかわらず、57C6のUNLIMIT EDITION、TIME ATTACK EDITION共にフェンダーから突出する可能性があることを意味する注記が付いていることに驚きます。

 

RAYSのホイールは、デザイン上ディスク面がリムから隆起しているのでしょうかね…

 

ENKEIのホイールブランドも含め、JW5ホンダS660のフロント用サイズでは、リム幅が6J以上となるサイズで全て注記が付いていますし、それ以上のリム幅のサイズ設定はありませんでした。

 

太いホイールを履かせる場合は、普通外側だけでなく内側のスペースも活用することが出来るのですが、JW5ホンダS660は軽自動車規格の車体ということもあり、フロントのタイヤハウスの容積の小ささが影響しているのでしょう、表リムを外に出せないだけでなく、ホイールごとフェンダー内の奥にオフセットも出来ない事情が見て取れますね。

 

だから純正サイズのリム幅5Jに対してプラス1Jまでのサイズしか存在しないのだと思います。

 

では次にリア用の社外ホイールを見てみましょう。

 

JW5ホンダS660用社外ホイール リア用

 

01.16inch 6.5J offset+50mm PCD100mm-4H 0.0mm

ENKEI Performance Line PF05

 

02.16inch 6.5J offset+47mm PCD100mm-4H 3.0mm

RAYS TE37KCR 2020:**R

RAYS TE37 KCR BZ EDITION:**R

RAYS 57C6 UNLIMIT EDITION:**R

RAYS 57C6 TIME ATTACK EDITION :**R

 

03.16inch 6.5J offset+45mm PCD100mm-4H 5.0mm

ENKEI Performance Line PF03

ENKEI Performance Line PF09

ENKEI Performance Line PFM1

RAYS TE37 SONIC:**R

 

04.16inch 6.5J offset+42mm PCD100mm-4H 8.0mm

ENKEI Performance Line PF01

 

05.16inch 6.5J offset+38mm PCD100mm-4H 12.0mm

ENKEI Performance Line PF03

ENKEI Performance Line PF09

ENKEI Performance Line PFM1:CrR

 

06.16inch 7J offset+45mm PCD100mm-4H 11.35mm

ENKEI Performance Line PF05

ENKEI Performance Line PF09

 

07.16inch 7J offset+43mm PCD100mm-4H 13.35mm

ENKEI Performance Line PF01:CrR

ENKEI Performance Line PF07:CrR

 

09.17inch 6.5J offset+48mm PCD100mm-4H 2.0mm

ENKEI Performance Line PF01

 

09.17inch 6.5J offset+42mm PCD100mm-4H 8.0mm

ENKEI Performance Line PF01

 

10.17inch 7J offset+48mm PCD100mm-4H 8.35mm

ENKEI Performance Line PF05

 

11.17inch 7J offset+45mm PCD100mm-4H 11.35mm

ENKEI Performance Line PMF1

ENKEI Performance Line PF07

 

12.17inch 7J offset+42mm PCD100mm-4H 14.35mm

ENKEI Performance Line PMF1:CrR

ENKEI Performance Line PF07

 

13.17inch 7J offset+38mm PCD100mm-4H 18.35mm

ENKEI Performance Line PF01:CrR

 

14.17inch 7.5J offset+42mm PCD100mm-4H 20.7mm

ENKEI Performance Line PF07:CrR

 

RAYSのホイールブランドでは全てにフェンダーから突出する可能性があることを意味する注記が付きました。

 

やっぱりデザイン上の問題なのでしょうかね…

 

ENKEIのブランドだけで見ると、純正サイズ比で11.35mmリムが外に出る7J+45mm辺りがフェンダーから外に出ない限界の様に見えますね。

 

純正ホイールのリム幅は6Jですから、純正サイズのリム幅に対してプラス1.5Jまでのサイズまで存在しています。

 

フロント用よりはマシなのかもしれませんが、軽自動車規格であるがゆえJW5ホンダS660のタイヤハウスの容積が小さく、太いリムのホイールが入らないのだと思います。

 

それ以外のJW5ホンダS660の社外ホイール

 

ホンダ車用の超軽量ホイールと言えば、無限のホイールが思い浮かぶでしょうが、それ以外にもホンダ車らしいホイールが存在します。

 

そうSPOONのSW388です。

 

超軽量ホイールであるリーガマスターを更なる軽量の領域に導き入れるため、拘りのブラックアルマイト版としたあのSW388です。

 

リーガマスターをベースとしていたため、ベースブランドの消滅と消えたSW388ですが、3年前に鍛栄舎製のNewSW388となって復活しました。

 

この新しいSW388には、15インチ、6.5J、オフセット+45mmがJW5ホンダS660フロント用サイズとして設定されています。

 

リム幅6.5Jでオフセット+45mmですから、純正比19.05mmもリムが外に出る計算になるので、フェンダーからの突出は不可避、キャンバー角を付けたりする一手間は必要なのだと思いますが…。

 

https://www.spoonsports.jp/products/accessories/details/42703-1565-45

 

※注釈

「ここに記載したホイールサイズ情報は、車両の個体差によってははみ出るリスクのあるものも含まれています。当サイトでは、そのサイズのホイールの装着を推奨するものではないことをお断りしておきます。」

 

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