RAYS VOLK Racing TE37 15inch 6.5J offset+28mm PCD95.25mm-4H 重量計測結果
RAYS VOLK Racing TE37に関する投稿は今回で4回目なので、その説明ついては過去のものを引用します。
「RAYSを代表するブランドで、1990年代後半には既に存在し、超軽量な鍛造ホイールのはしりとも言えるTE37は、20年以上経った現在も第一線級の超軽量ホイールとして存在しています。
TE37がエポックメイキングだったのは、ブランド名に重量を表記して軽量さをアピールすることでした。
TE37は15インチ6Jサイズで3.7kgであることから付けられたブランド名なのだそうです。
RAYSのTE37発売以降、タケチプロジェクトのCP-035やSPOONのSW388等、軽量さをブランド名でアピールして登場しましたが、ブランド名に重量を記載したのはRAYSのTE37が最初だったと思います。」
このホイールを計測してみたところ、4.55kgになりましたので超軽量ホイールと認定しました。
※軽量ホイール・超軽量ホイールの定義はこちら
RAYS TE37 15inch 6.5J offset+28mm PCD95.25mm-4H(鍛造1ピース、アルミバルブ付き、バランスウエイト無し)4.55kg
お気付きの方も多いかと思いますが、この95.25mm-4HというPCD値は、かなりレアサイズです。
このTE37はローバーMG-F用のホイールらしいのですが、標準的なTE37ではラインナップされていないPCDサイズなので、恐らく受注生産によるものだと思われます。
レアなPCD値の車種ですと、PCDが合う標準品のホイールが存在しないことがありますが、一定数のオーダーを纏め生産最低ロット数を確保することが出来れば、ホイールメーカーは受注生産に応じる事もあるようです。
オーナーズクラブや特定車種のメンテナンス・改造に強みを持つショップで、仲間や客を募ってオーダーするなんてことがよくあるパターンのようです。
MG-Fのようにレアな車種にとって、PCDチェンジャー無しで履けるこのTE37は貴重な存在ですね。
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