BMW純正 Double Spoke Style 436M 18inch 8J offset+52mm PCD120mm-5H重量計測結果
今回もF20型BMW 1シリーズ/2シリーズの中でも、M135i/M140i/M235iクーペ/M240iクーペといった6気筒エンジンを搭載するモデルに装備されていたBMWの純正ホイール、Double Spoke Style 436Mの重量計測結果を公開です。
前回は7.5Jのフロント用ホイール、今回は8Jのリア用ホイールの重量計測結果公開です。
記載してあるホイールの説明内容はほぼ同じですのでご容赦下さい。
Double Spoke Style 436Mは、ガンメタリックに似たフェリック・グレーという色で塗装が施され、リムオーバー・オーバーフランジデザインを採用しているため、実際のサイズよりも大口径、かつ奥行きが感じられ、立体感のあるデザインのホイールです。
このホイールの重量を計測してみたところ11.60kgとなりましたので、重量的には普通のホイールと認定しました。10kgを超えていますので、かなりヘビー級のホイールと言って良いでしょう。
但し、0.5J細い7.5Jのフロント用ホイールと比べると僅かに100g重いだけにとどめています。
BMW純正 Double Spoke Style 436M 重量計測結果
18inch 8J offset+52mm PCD120mm-5H(鋳造1ピース ゴムバルブ付き、40gバランスウエイト付き)11.60kg
Double Spoke Style 436Mは、重量が嵩む単なるリムオーバーデザインではなく、リムエンドに繋がるスポーク下の部分を肉抜きした「アンダーカット構造」を採用して、一応軽量化が図られてはいます。
とは言え、M135i/M140i/M235iクーペ/M240iクーペといった6気筒エンジン搭載モデルならば、これしきのバネ下重量はさして問題にならないのだと思うのです。
何せ、これらに搭載されるN55B30A型直列6気筒エンジンの出力は、M135iとM235iクーペで、最高出力326ps、最大トルク45.9kg、マイナーチェンジ後のM140iとM240iクーペでは、更なる高出力化が図られ、最高出力340ps、最大トルク51.0kgもありますから。
因みに、このDouble Spoke Style 436Mというホイールは、F20型BMW 1シリーズ/2シリーズの中でも上級グレードに搭載されていたからなのでしょう、かなり人気の高いホイールで、某オークションでは結構な高値で取引されます。
恐らく、下位グレードのオーナーが入手しているのだと思いますが、エンジン出力の劣る下位グレードの1シリーズ、2シリーズでは、重量級のDouble Spoke Style 436Mは、少々荷が重い気がしますね。