RAYS TE37 SAGA S-plus 17inch 7.5J offset+48mm pcd114.3mm-5H 重量計測結果
RAYS TE37 SAGA S-plusの重量計測結果公開は今回で2回目です。
その説明に関して、『』内の部分は1回目と同じ内容になっています。
『1996年に発売され、RAYSを代表するブランドで、超軽量な鍛造ホイールのはしりとも言えるTE37は、その後も軽さにおいて第一線級の超軽量ホイールとして存在しています。
そんなTE37も装着される車両のハイパワー化と重量増加、タイヤサイズの拡大とグリップ力の向上といったことへの対応を求められ、2010年のTE37 SL、2012年のTE37 TTA・TE37 RT、2018年のTE37 SAGAへとバージョンアップを繰り返してきましたが、2021年に今回重量計測結果を公開するTE37 SAGA S-plusへと更なる進化を遂げました。
僅か3年程度でのTE37 SAGAからTE37 SAGA S-plusへのアップデートは、「Cセグメント車両の車両総重量の増大、最高出力の飛躍的向上、4WD化による重量配分の変化とトラクション増大」に対応するためのアップデートで、マイナーチェンジモデルであるそうで、今回のアップデートでは、従来モデルであるTE37 SAGA比で、100-120gの重量増加にとどめているとのことです。』
このホイールを計測してみたところ、7.60kgになりましたので軽量ホイールと認定しました。
RAYS TE37 SAGA S-plus 重量計測結果
17inch 7.5J offset+48mm pcd114.3mm-5H(鍛造1ピース、アルミバルブ付き、25gバランスウエイト付き)7.60kg
アップデート前のRAYS TE37 SAGA と重量を比較してみたいのですが、当サイトでは同じ17インチサイズのRAYS TE37 SAGAの重量計測実績はありません。
第一世代のTE37ならば、(PCD100mm-5Hですが)17インチ、7.5J、offset+48mmの個体を過去に2回計測し、そのデータを公開したことがあります。
RAYS VOLK Racing TE37 17inch 7.5J offset+48mm PCD100mm-5H 重量計測結果
RAYS VOLK Racing TE37 17inch 7.5J offset+48mm PCD100mm-5H 重量計測結果 その2
第一世代のTE37でも、このサイズになると超軽量認定ではなく、軽量認定となる7.10㎏と7.15㎏という測定結果でした。
それと比較すると、RAYS TE37 SAGA S-plusは、僅かにプラス500g程度の重量増で、相変わらず軽量ホイールの座にとどまっているんですね。
「車両総重量の増大、最高出力の飛躍的向上、4WD化による重量配分の変化とトラクション増大」に対応するため、約30年に亘ってバージョンアップを繰り返してきたRAYSのTE37シリーズですが、それでも500gくらいしか重量が嵩んでいないことに驚きます。
ホイール設計技術の進化の賜物ということなんでしょうか。
RAYS のTE37シリーズは進化し続けることで、今もスポーツホイールの第一線に立ち続けているようです。