ハブリングの重量計測をしてみたら、その必要性を改めて考えさせられた。

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ホイール本体の重量を測り続けている当サイトですが、今回は知り合い所有の2種類のハブリングの重量を測らしてもらいました。

 

まぁ、その…、ちょっとブログのネタ切れなんで…

 

ゴツい方が51.5g、細身のタイプが21.0gでしたね。

 

ゴツい方のハブリングは、手で持った感じでは、「もう少し重量があるかな?」と思ったのですが、意外に軽かったと言うのが正直な感想です。

 

重量を計測する前は、数百グラムはあると思っていて、「バネ下重量に少なからず影響があるのでは?」と思っていたのですが、この重量なら全く影響は無いでしょうね。

 

以前、別な記事でも書いていますが、ホイールの重量増は、上下方向への影響=サスペンションの負担増と、回転方向への影響=加減速のレスポンス悪化として現れます。

フローフォーミング加工の特徴とホイールメーカー各社での呼称

 

ハブリングのように回転軸に近い所での重量増は、回転方向への影響は無いですし、僅か数十グラムですから上下方向への影響も無いと言えるでしょう。

 

重量面で悪影響がないハブリングですが、装着した方が良いものなのでしょうか?

 

最近YouTube見ていると、その装着を薦める動画が多数出てくるので、装着した方が良いと思われても無理はありません。

 

動画を見ると、「着けるとホイールのセンターがしっかり出る」とか、「路面からの入力をハブボルトだけでなく、ハブリングでも受けられるから安全」などと言ったメリットを主張されているようですが…、当サイトの過去の記事にも書いています通り、私は普段乗りの車にはハブリング不用派です。

アルミホイールには必ずハブリングが必要か?

 

何故なら、日本で名前が通った、ちゃんとしたメーカーが作るホイールなら、テーパーナットをきちんと締めれば、それだけでホイールのセンターが出ますし、100戦以上参戦したグラベルラリーでもハブリングを全く使いませんでしたが、ハブボルトが破断したなんてことはないので、その必要性を感じないからなのです。

 

でも、ホイールナットではなくホイールボルトで車体にホイールを取り付ける外車や、同様の一部の国産車に乗るなら、ハブリング必要派になりますし、そうでなくても強力なグリップを発揮するSタイヤなどを装着して走行するジムカーナなどの自動車競技ではハブリングを使うかもしれません。

 

ドイツ車などの外車は、ハブからボルトが出ておらず、ネジ山が切られた穴にホイール固定用のボルトを締め込んで装着するので、国産車のように、「先ずボルトにホイールを掛けて、さぁナットで締めるぞ!」とはならないから大変なのです。

 

ホイールのハブ径がハブにピッタリ合っていれば、ホイールをハブに嵌めて、その後にボルト穴を合わすことができますが、そうでなければ、重たいタイヤホイールを持ったままボルト穴を合わすことをしなければならないのです。

 

多分腰を痛めますよね。

 

だから外車などに社外ホイールを履かせるならば、私もハブリング必要派になります。

 

また、強力なタイヤグリップにホイールが負けて、たわむようなことが起こると考えられるシチュエーション=ジムカーナやサーキット走行を行う場合は、ハブリングを使う派になると思います。

 

ハブリングを付けた方がステアリング操作に対してダイレクトに車が反応すると考えているからです。

 

ということなので、私はハブリング不用派だけど、時と場合によってはハブリングを使用する派になります。

ハブリング不要派も考え直す、ハブリングの効果

 

まぁ、外車も乗ってないですし、自動車競技には、もう何十年も出場してないですから、ハブリングを使う機会は無いんですけどね…

 

 

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