ホイールウォッチング レアな車のホイール画像集 Vol.87 BMW 2002tii
ホェールウォッチングじゃなくて、ホイールウォッチングです。
レアな車に装着されているホイールは、車同様にレアなホイールなので、街中で見かけたらそれらを撮影し、順次画像をアップしていく企画です。
最近のホイールウォッチングは、首都高大黒パーキングエリアで撮り貯めした画像からアップしていますが、第87回も大黒パーキングエリアで撮影したBMW 2002tiiです。
「02(マル二)」の愛称で呼ばれるBMWの02シリーズは、1966年から1977年にかけて製造、販売されていた小型2ドアセダン、今風に言うと2ドアクーペで、発売当初の1600㏄から、1800㏄、最終的には2000㏄へとエンジン排気量を拡大しつつ、レースで培った技術を取り入れ、インジェクション化、ターボ装着と年々性能を向上していったモデルです。
今回撮影したのは、Kügelfischer製の機械式インジェクションを採用し、1972年から1975まで販売されていたBMW2002tiiです。
因みに、BMW2002tiiのテールランプは、前期が丸テール、後期が角テールになっているそうなので、丸テールを装着した今回撮影した個体は、BMW2002tiiの前期モデルと言うことになります。
個人的にはオーバーフェンダーで武装した最終モデルの2002ターボが一番好きな私ですが、今回撮影したナローボディのBMW 2002tiiも、丸形2灯のフロントマスクの愛らしさがマッチし、上品な感じに心惹かれる、別な意味で好きなモデルなのです。
このBMW 2002tiiに装着されているホイールはBBS、これにADVAN NEOVAが付いています。
タイヤのサイドウォールのサイズ表記を見ると、195/60R14の文字が見えますので、ホイールのリム外径は14インチということですね。
このBMW 2002tiiに装着されているセンターキャップでカバーするタイプのBBSホイールは、BMWの文字がありますので純正ホイールなのでしょうか?
純正ホイールではない可能性もありますが、このBBSは1970年代には存在していたデザインだと思うので、今回撮影したBMW 2002tiiと年代的にマッチしていて良いと思います。
センターキャップが付いているせいで、今回はPCDの実測が出来ませんでしたが、いろいろ調べたところ、マルニのBMWはPCD100mm-4Hみたいです。
BMWと言えば長らくPCD120mmを採用していましたが、年代を遡るとそうではないということなのでしょう。
次回マルニの別個体を発見したら、是非PCDを実測してみたいと思っています。