東京モーターショー2019 ホイールレポート 後編 RAYS 新作ホイールの話
東京モーターショー2019に出展している数少ないホイールメーカーであるRAYSのブースを訪問してきました。
東京オートサロンではあれほど広大なブースを用意するRAYSですが、東京モーターショーではこんな感じ、かなりこじんまりしたブースです。
ブースでは14点のホイールを展示していました。
スタッフの方に聞いたところ、ブース向かって右側の5点のホイールは最近発売されたもの、中央3点のホイールはモータースポーツ専用ホイールで市販品ではないもの、向かって左側の6点のホイールは自動車メーカー純正ホイール(受託生産品)となっているとのことです。
RAYS 2019年 最新ホイール
gramLIGHTS 57Xtreme REV LIMIT EDITION
gramLIGHTS 57FXZ
ブースで頂いたパンフを見ると、gramLIGHTS 57FXZ は57FXXの後継モデルとして開発され、“究極”の意味を持つ“Z”を冠した次世代フラッグシップモデルなんだそうです。
VOLK RACING GT090
GT090は21インチ鍛造モデルだそうです。確かにデカイ、組み付けるタイヤの代金も半端無さそうですね・・・
軽量化のためにスポークに穴があいてます。その数何と27箇所もあります。
HOMURA 2×15BD
VMF C-01
新ブランドである「VMF」です。
きちんと撮影されていなくてスミマセン。
VMFはスポーツホイールとしての鍛造ではない新しいスタイルの鍛造ホイールを提案するものだそうです。
RAYS モータースポーツ専用ホイール
Super GT 2020 GT500クラス レース用アルミニュウム鍛造ホイール
2020年用ってことは実戦投入前のホイールということですね。
日産ブースにあったリーフ・ニスモRC_02が履いていたホイールが、このホイールとよく似たデザインだったので、もしかしたら市販バージョンの登場もありえるかもしれません。
期待しちゃいます!
FIA 2018 GT3クラス レース用アルミニュウム鍛造ホイール
WEC LMP1クラス レース用マグネシュウム鍛造ホイール
お馴染みのレンコンホイールです。
このホイールはアルミ製じゃなくてマグホイールなんですね。
RAYS製 純正ホイール(受託生産品)
レイズは独自ブランドだけでなく、自動車メーカーのOEMやオプションホイールも手掛けていますが、今回の展示ではブース左側6点のホイールがそれに該当します。
純正ホイールを写した画像は、6点の内右側3点のみですが、
上:マツダロードスター30周年記念車に装着されるホイール
ベースはZE40で、リムに「30TH ANNIVERSARY」という刻印が入っています。
中:GAZOO Racing 86GRに装着される鍛造ホイール
下:STIパフォーマンスホイール
となっています。
今回のRAYSブース訪問で一番印象に残ったのは21インチをラインナップするVOLK RACING GT090ですかね。
21インチホイールを履ける車両はあまり無いと思いますので、このホイールはかなりレアな存在になると思います。