WEDS SPORT TC-105N 15inch 7J offset+48mm PCD100mm-4H 重量計測結果
WEDS SPORT TC105Nは、TC-005の後継モデルとして、2006年位に発売されました。TC-005の時代には存在しなかった、WEDS独自のフローフォーミング加工法である、AMF製法で作られたTC-105Nは、リムの薄肉化が図られているだけでなく、360度の円の中に10本のスポークを均等に配置し、路面からの応力集中を上手く拡散してリムの捩じれやたわみ等を防ぐ「N FLAME(エヌフレーム)」という独自技術を取り入れることで、極細スポーク化を実現して軽量化を図っています。
※「フローフォーミング加工の特徴とホイールメーカー各社での呼称」はこちら
このホイールの重量を計測してみたところ、5.10kgとなりましたので、軽量ホイールと認定しました。
WEDS SPORT TC-105N 15inch 7J offset+48mm PCD100mm-4H(鋳造1ピースAMF製法 アルミバルブ付き、バランスウエイト無し)5.10kg
これを書いている2018年1月時点で、WEDS SPORT TC-105Nは、まだカタログモデルとして残っていますが、2018年の夏には後継モデルであるWEDS SPORT TC-105Xのリリースが既に決まっています。TOKYO AUTO SALON 2018のWEDSブースには、ワールドプレミアとして、後継モデルのTC-105Xが展示されていました。デザイン的にはTC-105Nと大きな差異は無いようです。
※「TOKYO AUTO SALON 2018 ホイールレポート」はこちら
WEDSのブースにいたスタッフの方に話を聞いたところ、TC-105Xは従来のTC-105Nと比べ、スポーク部を更に細めることで軽量化し、その一方で、内リムの強度を高め、剛性を向上させているとのことです。
TCシリーズはTC-05から始まり、TC-005、TC-105と進化してきましたので、てっきり後継モデルの名前はTC-1005とかになるかと思っていましたが、TC-105Xになるのですね。
WEDS SPORT TC-105Nの別サイズ17inch 8J offset+32mm PCD114.3mm-5Hの重量計測結果はこちら