BRIDGESTONE FVS Prodrive GC-12L 18inch 8J offset+34mm PCD120mm-5H 重量計測結果
プロドライブのホイールの名称にはスポーク本数を表す数字が入っています。
その数字が表す通り、Prodrive GC-12Lは、プロドライブシリーズ初となる12本スポークデザインとなっています。
Prodriveのサイトを見ると、Prodrive GC-12Lは、GC-05K(19・20INCH)に続き2度目となる「高強度鍛造素材」を採用し、全サイズ「裂開鍛造スピニング製法」で製造される鍛造ホイールです。
Prodrive GC-12Lのデザインの特徴は、左右非対称となって、見る角度によって手前のスポークのリブが、奥のスポークのリブへと繋がるようにデザインされた「プロドライブリブ」と呼ばれる凸形状のリブがスポークに刻まれている点なのだそうだ。
このリブは、ホイールのデザインに立体感を与えているだけでなく、剛性アップにも寄与しているとのことです。
さて、裂開鍛造スピニング製法を採用した鍛造ホイールであるProdrive GC-12Lの重量を計測してみたところ、8.70kgになりましたので、軽量ホイールと認定しました。
BRIDGESTONE FVS Prodrive GC-12L 重量計測結果
18inch 8J offset+34mm PCD120mm-5H(鍛造1ピース アルミバルブ付き、10gバランスウエイト付き) 8.70kg
Prodrive GC-12Lは、受注生産で在庫限りのサイズもありますが、2023年9月現在もProdriveのブランドサインナップに存在しています。
その発売時期がいつだったのかを調べるため検索したところ、2011年5月14日付の日刊自動車新聞電子版の記事が存在していました。
ということなので、Prodrive GC-12Lは2011年5月発売と言うことになると思います。
もう12年も販売されているロングセラーモデルなんですね。
Prodrive GC-12Lのカラーラインナップは、British Black、British Silver、Flat Blackの3色で、PCDは国産車向けの100mm-5H、114.3mm-5H以外に、輸入車向けの98mm-4H/5H、112mm-5H、120mm-5Hとバリエーション豊富です。
今回計測した個体はPCD120mm-5Hなので、BMWの一世代前の1シリーズや3シリーズ向けのサイズと言うことになると思います。
このホイールの重量を計測していて気付いたのですが、そのサイズ表記の刻印の特徴から、鍛栄舎が製造しているホイールであると判りました。
BRIDGESTONE FVS Prodrive GC-12L 18inch 8.5J offset+35mm PCD120mm-5H 重量計測結果