STI Performance 18inch 8J offset+53mm PCD114.3mm-5H重量計測結果 その2

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STI Performance 18inch 8J offset+53mm PCD114.3mm-5H重量計測画像その2

STI Performanceは、リムに浮かび上がる文字からも分かる通り、RAYSとの共同開発により、ディスク面、スポーク、リムの各所にスバル車の特性に合わせた特別な剛性チューニングを施された鍛造アルミホイールです。

 

サイズ設定は18インチのみ、WRX STI用となるリム幅8.5Jと、レヴォーグ用となるリム幅8Jの2サイズのみです。

 

今回重量計測結果を公開したSTI Performanceのホイールサイズは、レヴォーグ用となるリム幅8Jの方です。

 

そのSTI Performanceの重量計測結果を公開するのは今回3回目で、レヴォーグ用となるリム幅8Jのタイプは、過去に一度重量計測結果を公開しています。

STI Performance 18inch 8J offset+53mm PCD114.3mm-5H重量計測結果

 

それにも関わらず、再び重量計測結果を公開するのは、前回の個体がセンターキャップ無しで、今回の個体がセンターキャップ有りだからです。

 

STIのサイトでは公称重量は8.7㎏と記載されておりますが、実際に当サイトで重量を計測してみたところ、9.05kgとなりましたので、重量的には普通のホイールと認定しました。

 

※軽量ホイール・超軽量ホイールの定義はこちら

 

 STI Performance 重量計測結果

18inch 8J offset+53mm PCD114.3mm-5H(鍛造1ピース アルミバルブ付き、35gバランスウエイト付き)9.05kg

18インチホイール重量ランキングはこちら!

 

センターキャップ無しの個体は、8.90kgでギリギリ軽量ホイール認定されたのですが、今回の個体は残念ながら、重量的に普通のホイールと認定されてしまいました。

 

このホイールは、ダイヤモンドカット風になっていますが、実はリムの傷を研磨しているだけで、その分少し軽くなって軽量ホイール認定されるかと期待していたのですが、そうはなりませんでしたね…。

 

残念ながら重量的には普通ホイールと認定されましたSTI Performanceですが、フロント荷重の大きいSUBARU車に適応するため「強さ」を重視している点がポイントなのだそうで、強度・剛性を重視するため、軽量化のためにありがちなスポークサイドの肉抜きや切削は行っておらず、リムの薄肉化もタイヤのグリップに負けてホイールが歪むことの無いよう適所に強度を求め、意図して強く設計しているらしいのです。

 

ならばこの重量も致し方なしといったところなのでしょう。

 

「強さ」以外にSTI Performanceのこだわりポイントとして挙げられるのはエアボリュームを大きくとることができる点だそうです。

 

ホイールのタイヤ装着面へ深みを持たせる形状にすることで、タイヤへ注入できる空気量(エアボリューム)を増加させることができ、それにより空気の熱膨張を抑制し、タイヤの接地面の形状変化を抑えることでグリップ力の変化が少なく、タイヤ性能を長時間安定して発揮させることができるホイールなのだそうです。

 

こだわりのポイントを見る限り、軽さだけを追求したホイールではないようですね。

ロープロファイルタイヤがもたらすリスクとエアボリュームの重要性

 

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