WEDS SPORT SA-55M 18inch 8J offset+45mm PCD114.3mm-5H重量計測結果
WEDS SPORT SA-55Mは、同じWEDS SPORTブランドの「SA-60M」の5本ツインスポーク版とも言えるデザインです。
SA-60Mが2010年の東京オートサロンでお披露目されていますので、SA-55Mは同じ2010年か、その前年くらいにリリースされたブランドだと思われます。
サイドマシニングによるH断面形状を持ち、そこにカラーリングが施されたSA-55Mは、かなり印象的なデザインになっています。
サイドマシニング自体は、軽量化のためにスポーク部の無駄を削ぎ落す技法ですが、そこへカラーリングを施すことで、デザイン性を高めることに成功しています。
因みに、このサイドマシニングした箇所にカラーリングを施すことを、ウェッズは「サイドマシニング×カラークリア」と称しています。
また、「サイドマシニング×カラークリア」による技術を特許として権利保有しているとのことです。
軽量化へのコダワリはサイドマシニングだけでなく、WEDS独自のフローフォーミング加工法であるAMF製法による薄いリムが、SA-55Mを一層軽量なものへとしています。
このホイールの重量を実際に計測してみたところ、8.50kgとなりましたので軽量ホイールとして認定しました。
リム幅8Jの18インチホイールの重量としては、結構軽いホイールだと思います。
WEDS SPORT SA-55M 重量計測結果
18inch 8J offset+45mm PCD114.3mm-5H(鋳造1ピースAMF製法 アルミバルブ付き、15gバランスウエイト付き)8.50kg
WEDS SPORT SA-60Mのカラーバリエーションは、MBM(マットブラックマシニング)とBBM(ブラックブルーマシニング)の2種が設定されていますが、今回重量計測結果を公開したSA-55MはBBM(ブラックブルーマシニング)になります。
重量計測画像で見るとデザイン上の特徴となるサイドマニシング部が僅かに見える程度なので残念ですが、BBM(ブラックブルーマシニング)は、濃紺というかネイビーをベースに、あざやかな明るいブルーがサイドマシニング部分にカラーリングされています。
SA-55Mは、現在既に絶版ブランドとなっていて、同じくツイン5本スポークのRN-55Mが後継モデルとして販売されています。
個人的には、RN-55Mより同じくSA-25というツイン5本スポークホイールの方が、SA-55Mのデザインを踏襲しているように見えるのですがね…