2020年秋FK8型シビックタイプR リミテッドエディションを国内限定200台発売 ホイールはBBS製鍛造ホイール
2017年にデビューしたFK8型シビックタイプRを2020年にマイナーチェンジし、細部にこだわった高性能バージョンの「リミテッドエディション」も追加するとホンダは発表した。
初代インテグラ タイプRやシビック タイプRの色を復刻させた「サンライトイエローII」というカラーを纏ったFK8型シビックタイプR リミテッドエディションが2020年2月20日にメディアに公開された。
この車体に取り付けられたホイールは、現行FK8型シビックタイプRの純正ホイールとよく似たデザインであるものの、そのリムには切削加工により「BBS FORGED」と刻印されていることからBBS製の鍛造ホイールであると判るものだ。
https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/new/image/limited_desc_pic.jpg
リム厚が現行より25%も薄くなり、ホンダ史上最薄にすることができたという、BBSと共同開発されたFK8型シビックタイプR リミテッドエディション専用の鍛造ホイールは、20インチという大口径ながら10.79kgの軽量ホイールに仕上がっているらしい。
このFK8型シビックタイプR リミテッドエディション専用の鍛造ホイールは、ホンダ側でシビック タイプR用鍛造ホイールのイメージを3D化したものを基に製造された11.37キロの初期モデル、それをベースにBBSが強度や性能の解析を行い、強度を確保しつつも、目一杯軽くした10.56キロの最軽量の中期モデルを経て、最終的には独ニュルブルクリンクに持ち込んでテストを行った結果、ステアリング剛性向上のためにスポーク部の強化した後期モデルは10.79kgという重量に落ち着いたのだ。
ホンダのコメントによれば、車両のバネ下重量を合計で10キロも軽量化させることに成功したとされているので、現行の鋳造ホイール1本当たりと比べて約2.5kgの軽量化が図られているらしい。
そのことから、現行の鋳造ホイールは、凡そ13kgを少し超えた重量であるとも推測できる。
リミテッドエディション専用の鍛造ホイールのみならず、現行FK8型シビックタイプRの鋳造ホイールの重量も未計測のままであるので、いつかはどちらも実測してみたいですね。