TANABE SSR GTV01 18 8.5J offset+22mm PCD114.3mm-5H 重量計測結果
サスペンション等を製造販売する自動車部品メーカーのタナベからリリースされているSSRブランドのGTVシリーズは、2020年新作としてGTV04の発売がリリースされていますが、今回重量計測結果を公開するGTV01はその初代になります。
SSRのサイトでGTVシリーズのページを見てみると、GVT02、GTV03だけでなくGTV01も未だ販売されているようです。
GTV01のページを見てみると、「レーシングモデルの5スポークデザインを鋳造で表現したGTV01。スポークエンドはリムフランジぎりぎりに設定。ストリートを意識した長脚感を増幅させる意匠です。起伏で立体感を演出したスポークは、力強さを感じさせるフォルムでスポーツマインドを掻き立てます。」と記載されています。
「レーシングモデルの5本スポークデザインを鋳造で表現したGTV01」という説明ですが、SSRにはGTV01とは別に、GTF01というデザインがよく似た鍛造ホイールも存在することから、GTF01の鋳造版がGTV01ということなのかもしれません。
https://www.rd-tanabe.com/ssr/product/gtf01/
このホイールの重量を計測してみたところ11.40kgとなりましたので、重量的には普通のホイールと認定しました。
今回重量計測結果を公開したSSR GTV01は、18インチホイールとしてはリム幅が少し太めの8.5Jだからなのかもしれませんが、重量的には重い部類に入ると思います。
TANABE SSR GTV01 重量計測結果
18inch 8.5J offset+22mm PCD114.3mm-5H(鋳造1ピース・FFT製法 アルミバルブ付き、20gバランスウエイト付き)11.40kg
SSRと言えば、SSF(半溶融鍛造)製法の代名詞的な存在でしたが、タナベ買収後のSSRブランドでは、SSF製法のホイールが徐々に姿を消して行き、代わりに主流となっているのがフローフォーミング製法のホイールです。
SSRのサイトを見てみると、「SSRではフローフォーミング製法をさらに高度化した新技術『FFT-R』を開発。リムの鍛圧により、アルミ組織の密度を上げ、メタルフロー(鍛流線)を生成。剛性を飛躍的に高めています。さらにリムの強度をホイール全体の構造から割り出す設計とすることで、よりシビアな肉薄化を実現し、軽量化へと繋げました。」とあります。
GTVシリーズ2世代目のSSR GTV02ではさらに進化したFFT-R製法が採用されていますが、初代のGTV01はRの付かないFFT製法で製造されているようです。
TANABE SSR GTV02 18inch 7.5J offset+53mm PCD114.3mm-5H 重量計測結果